その時、その時に適切な治療を、、進行肝臓がんに対する集学的治療

外科医

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みなさま、おはようございます

ちょっと、大変なことが重なって
ヘロヘロしている
2代目ガンちゃん先生
です 笑

元気なので、大丈夫ですけどね・・・

今日は、
岩本内科のCT撮影などを行う放射線技師の先生が
上手に、治療の経過をまとめてくれたので、
それをご紹介いたします

5年近くまえに、
岩本内科に来院された
肝臓がんの患者さま
です

肝臓の右側に10cm大の
多発する肝臓がん
がんは、門脈の中に入り込んでいる状態
数も複数個
あるので、

スライド4

肝臓がんのステージとしては4Aになります
通常、予測される余命は1年くらいでしょうか・・

外科切除も難しいということで、

スライド3
スライド5

私が、カテーテル留置を行い、
肝動注化学療法 New FP療法と
可能な病変に対して、門脈動脈同時塞栓療法
を行いました

数ヶ月の経過で、がんは著明に縮小
切除不能だったがんは、切除可能になったので、
外科切除を行って頂きました

スライド6

これで一旦、がんはゼロ

スライド7

ですが、1年の経過で、
パラパラと癌が再発

スライド12

テセントリク+アバスチン併用療法や
レンビマ
を使いながら、

その途中で、
精密ながんカテーテル治療を挟みながら、
治療を継続

スライド14

治療をしながら、さらに数年経過

この期間のポイントは、
全身の化学療法を使いながらも、

カテーテルで癌の腫瘍量を制御すること
そして、肝機能を低下させないことです

その中で、
治療経過が長くなってくると、

今度は、がんのカテーテル治療が難しくなってきます

動脈が細くなったり、
がんが特殊な動脈から血液をもらい始めたりします

それを、技術と経験で、クリアしながら、
治療を続けます

今は、最新のがんカテーテル治療手技とも言える
リマップ(新しい留置カテーテルです)を入れて、治療
をしています

スライド27
スライド28

いまは、あと2カ所
がんを治療できれば、もう一度、がんゼロ狙えるところまで
また来ました

治療の経過が長くなると、
根気が要りますが、

長く治療が出来ているという事は、
それだけ、長くお元気でいられているということでもあります

その時、その時に適切な治療を、
精密に、安全に、行い続ける

これ、とっても大切です

これからも、ガンばります

さて、今日も、治療が待っています
一つ、一つ、丁寧に治療したいと思います

明日は、岩手県で講演させていただく機会をもらいました
また、報告しますね

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記

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