がんの原因は、もともと“老化”だ
人間長く生きていれば、
細胞のコピーミスも多くなる
しかも、
高齢になれば免疫力も落ちていく
免疫力を逃れたコピーミスの細胞(がん細胞)が
やがて塊(がん)をつくる――
長寿である現代、
がんになるのは当然のことなのかもしれない
※がんの原因は老化以外にもある
たとえば、江戸時代
平均寿命は30歳代と言われている
平均寿命が低い理由は、
当時の伝染病
今のように
医療が進んでいなかった時代では、
若くして
伝染病で亡くなる人も多かった
そんな時代では、
きっと“がん”になる人は
相当少なかっただろう
“がんの原因”になると思われているものは
ほかにもある
○喫煙
たばこの煙には、
4000種類もの化学物質が含まれ、
そのうちの200種類以上が有害物質で
50種類以上が発がん物質
【有害物質の一例】
・ニコチン
・タール
・アセトン
・カドミウム
・ヒ素
副鼻腔がん、口腔がん、咽頭がん、
喉頭がん、食道がん、胃がん、肺がん、
膵臓がん、子宮頸がん、膀胱がんなどの
リスクがある
○過度な飲酒
アルコールが刺激となる、
口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、
食道がん、胃がんなどのリスク
また、体内で
アルコールを分解するときに発生する、
アセトアルデヒドに発がん性がある
○バランスの悪い食事
高脂肪食や肉、糖質の摂りすぎなど
偏った食事
(野菜をしっかり摂ることで
大腸がんなどのリスク減)
○熱いものの摂取
口腔、食道、胃がんのリスク
(冷まして食べる・飲む)
○塩分の摂りすぎ
胃がんのリスク
(塩分の摂りすぎは、
そもそも生活習慣病のリスク)
○運動不足
適度な運動は、
がんのリスクを下げることが
わかっている
○ストレス
免疫力を低下させるため
※遺伝性のがんは、全体の5~10%
※私たちがかかった乳がんは、
このほかに
女性ホルモンが関係していることが多い
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その“がんの原因”
世界規模でおこなわれた調査の、
最近のデータによると、第1位は“加齢”
そしてあれほど言われていた、
“喫煙”“飲酒”を抜いて
第2位に上がってきたのが、
“肥満”――
意外にも、これまで言われていた
飲酒や喫煙はあまり多くなく、
それよりも
ウイルスによるがん罹患のほうが
多かったようだ
今、世界的に肥満が増えているらしい
...ということは、
世界的にがんも増えていくのだろうか
“肥満が引き起こす”と
されているがんは、
○大腸がん
○肝臓がん
○腎臓がん
○乳がん
○子宮がん
...と、言われている
まぁ、乳がんに関しては、
昔から“肥満”がリスクとして
上がっていたが...
生活習慣病に直結する肥満
がんも含め、やはり太りすぎには
気をつけなければならないのだろう
“痩せすぎもがんによくない”と
言われているが...
ちなみに、
私も母も太ってはいないかった
私の周りでも、
がんになった人の8割は肥満ではない
もちろん、肥満だけが
がんのリスクではないのだが...
がんの原因は、
もっともっと奥深いものがありそうだ
そう思うと、
やっぱり“がん”って
簡単ではない病気だと思う
がんは本当に手強い奴だ
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Source: りかこの乳がん体験記
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