時と共に生きる

その他
いずれの者の人生にも、時は刻々と進みゆく。

時という一定の流れのなかに、しかしながら、その有り様(=生き様)は、まるで千差万別の様相である。

流れゆく時は、人を苦境より救い出すときもあれば、一方、無情にも過ぎ去り、二度と戻りはしない。

時という概念を通じ、人は様々な生き方をこの地上に体現するのだ。

まるで昇龍のごとく時流に乗る者もあれば、掌よりこぼれ落ちる水のままに、悉(ことごと)く時機を逃す者もいる。

同じく“時”でありながら、なんと対極たる人間の姿がこの世に示されるだろうか。

無論、時はすべての物差しではない。時を超える物事もまた、現にこの世を成している。

しかしながら、すべての命は、多くの加護と幾多の願いの果てにようやく地上に降ろされた。

ならば、流れゆく時のさなかに自らの人生が有限であること、それゆえ今この一瞬こそは、なによりかけがえのないものとしかと心得よ。

今や地上に生きる者たちは、己であろうとあるいは他(他人)であろうと、この地上に燦然と輝く命の煌(きら)めきをいまだ知らない。

***

※応援して下さる方は、下の2箇所のクリックをしていただけますと、
大変励みになります。

精神世界ランキング
人気ブログランキング

※ご質問はコメント欄へお寄せください。
内容を拝見し、お答えが可能なものに関しては、順次ブログにて回答を掲載させていただきます。
***


Source: 神々からのメッセージ

コメント

タイトルとURLをコピーしました