民間の、
乳がんに関する資格がいくつかある
私も昔、
「受けたい」と思ったことがあるが、
調べてみると当然のことながら
この地域に受験会場はない
一番近い会場でも、
私の街から300㎞ほど離れている
「高々1時間の試験のために、
交通費や宿泊費をかけて
受ける価値はあるのだろうか...」
と、
私はこの資格の重さを秤にかけた
その“価値”とは、
○国家資格ではないこと
○この資格を取ったことで、
今の活動に
プラスになることはあるのか
そして私は、遠すぎて
受験会場に行けないことを理由に、
その資格取得を断念した
いや、実はほかにいくつか、
受験をやめた理由がある
それは、これほど進んでいる
乳がん治療にもかかわらず...
罹患率も年々上がっているにも
かかわらず...
テキストは6年間
改訂されていないままだったこと
(これは、ほかの人に聞いて知った)
それに、
○初級
○中級
○上級
と段階があること
受験費用もけっこうかかる
上級となると、
取得すること自体大掛かりな上、
確か研修などがあったような気がする
(受験会場さえ行けないのに、
研修なんて不可能である)
そして、受験のためのテキストは有料
もちろん、テキストの“有料”は
当然だ
が、“6年間同じテキスト”って...
さらに、合格したときの
認定証やバッジなども有料
合格すれば、普通
贈られるものなのではないか
(せめて認定証くらいは、
無料でもよさそうなものだが...)
しかも、合格後も
数年ごとに“更新”があるらしいく...
その更新料もけっこう高いようで...
実際、
「そろそろ更新の時期。
でも更新料が高くて...。
もうやめようかな...」
という声も聞く
「国家資格じゃないしね~」
と言うと、彼女も、
「そう、そこなのよ!!」
と、嘆いていた
今後、何度更新を続けていかなければ
ならないのか...
年々増える受験者
どんどん増え続ける合格者
そのひとたちから支払われている、
受験料や更新料を思うと、
なんとなくいい気持ちがしないのだ
しかも認定証や
バッジ(けっこう高額)まで
お金を取る...って...
きっと合格者の中に、
更新をやめてしまったひとたちが
何人もいるのだろうな
一応、その資格を持っていれば、
○乳がん検診を勧められる
○家族や周囲の人たちの
健康管理ができる
...らしい
もちろん、乳がんの知識も
身につくだろう
それも、勉強をし続けなければ
“古い常識”になってしまうが...
ちなみに、
私はその資格は持っていないが、
『乳がん啓発』をしている
無資格で『乳がん啓発』は
してはいけないのだろうか...
長年のその活動が認められ、
『がん予防功労者』として表彰もされた
北海道、市、健康づくり財団、
体がん協会の4社共催
“乳がん”という病を経験したことで、
病気への知識や理解も
それなりに持っている
そんなことを考えた挙句、
「受けなくてもいいか...」
という結論に至ったのだ
そして、実はもうひとつ、
乳がん関連の資格で
受けたかったものがある
もう10年以上前のことだが...
それは
受験だけで十万円を超えるもの
そのほかにもたぶん、
いろいろとかかるのだと思う
なのですぐに諦めた
正直、
「“乳がん”をダシに金儲け?」と
思ってしまった
その団体の立派な動画を観たら
(最初の十数秒しか観ていないけれど)、
余計に怪しさが募った
なにかの“宗教臭”がしたのは
否めない(まったくの個人的見解)
...ということで、
私は無資格者である
が、それでもこうして活動はできる
それなりに“実績はある”との
自負もある
これまで、のべ数百人の人たちの
話を聞いてきた
これまで、のべ数百人の人たちに
寄り添ってきた
それはテキストには載っていない
多くの“経験”
そしてその“経験”は、
なによりの“財産”だと思う
“合格証書”や“認定証”という、
形あるものはないけれど、
がん患者の心の中は
誰よりも理解しているつもりでいる
だから私はこれからも
がんでつらい思いをしているひとや
不安を抱いているひとたちに
歩幅合わせて歩いていこうと思う
...ということで、
実際、乳がんを経験し、
すでに活動をしている私には、
もうその資格は必要ないのだと思う
この資格、
生命保険会社の人が
けっこう取得しているようで...
乳がんの知識の向上や
がん保険のことなどには
大いに役に立ちそうだ
★2つのランキングサイトに登録しています
1日1回、応援のクリック(タップ)を
していただけると嬉しいです
人気ブログランキング にほんブログ村
⇩ ⇩
両方押していただけるともっと嬉しいです
日々の励みになります
★しこり発見から治療までの経緯は⇒こちら
★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から
Source: りかこの乳がん体験記
コメント