また1年が終わろうとしている――
あれから18度目
誰が、
ここまで生きられると思っただろう...
どん底の乳がん発覚
それは気が狂いそうなほど
残酷なものだった
そこからはじまった第2の人生
その人生は、
すべて1からのやり直し
いや、やり直せるのかもわからない
手探りの中、
幾度も涙を流し、
どれほど眠れない夜を過ごしただろう
そこは、出口の見えない、
真っ暗闇の長いトンネルだった
そこにいるのは私ひとり...
乳がんであることは、
受け入れるしかない
受け入れたからと言って、
命が助かるわけでもない
がんが治るわけでもない
それでもつきあっていくしかない
がんになる前に戻ることもできなければ、
リセットボタンが
あるわけでもないのだから
長い闘いだった
長い長い心の闇だった
それでもひとは強くなっていくもの
人間にはきっと、
自分が思うより大きな力を持っている
11月、がん告知
12月は検査三昧
年明けに
手術日が決まるのを待つだけの年末年始
両親と大晦日を過ごしながら、
「こうしてお正月を迎えられるのも、
あとどれくらいだろう...」
そう考えた
そして私は、
あれから18度目の年末年始を
迎えようとしている――
人生、
どこでどうなるかわからない
だから悔いなく生きよう
楽しく生きよう
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Source: りかこの乳がん体験記
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