〇10月に、親戚の叔母さんに同行して整形外科に行きました。おばさんは変形性股関節症に10年ほど
悩まされていて、地元では「名医」レベルのところに通っていたのですが、以下のような会話に
なってしましました。
おばさん:リハビリの方が「こんなことしてもひざそのものが回復することはありませんよ」と仰って
いましたが、先生のお話と違うように思います。
せんせい:(一瞬で怖い顔になって)誰がそんなことを言っていたのですか。
お:(ソリャ言えるわけないですよね。リハビリさんが雇い主に向かって)みなさんが言っていました。
せ:リハビリが不要なら、湿布だけにしますか。
お:湿布も効かないんです。
せ:それじゃ、ヒアルロン注射は?
お:それも一日しか効かないみたいで。
せ:何をしても効果がないのなら、診察だけにします。
お:他に効果のあるち治療法はないのでしょうか。ネットでは保険治療でもいくつかあるようですが。
せ:そんな治療は保険ではありません。効果がないから保険適用にならないのです。
お:だったら、どうすれば良いのでしょう。
せ:・・・・・・」
この後、私が調べたクリニックに連絡して、保険で治療ができました。痛みはずいぶん楽になった
そうです。
メンタルヘルスでも、よくわからないまま適当な(適切な)ことを言ってしまうカウンセラーがいるようです。
そのおばさんの息子さんは、素晴らしい美人と結婚したのですが、1月ほどたつと、以下のような症状が
出てきました。
*夜になると不安になり、マンションの屋上から飛び降りようとする。
*夫が出張すると、線路に寝転がろうとする。
*子供を虐待する。
*自分から「離婚する」と言い出したのに、夫が用紙をもらってくると「オマエのせいで私は
苦しんでるのにといって包丁を持ち出す。
残念なことに、二人の間にはカウンセラーの勧めで子供がいて、離婚するにもできないまま10年が
経過しました。夫(おばさんの息子さんです)はやがて、おばさんに対して「オマエの
せいで俺はこんなに不幸なんだ!」というようになりました。(相手が好きで結婚しています)
境界性パーソナリティ障害は、その症状があまりに激しいために、家族内にも大きな影響を
及ぼします。特に身近にいる方は、その人の言動で脳が破壊されてしまう場合も少なく
ありません。実際この症状は山手心理相談室でも対応できませんので、「山手心理相談室なら
何とかしてくれるだろう」と決して思わないでください。本人の怒りを増幅させる効果しか
ありませんので。巷で出ているような認知行動療法は特に反抗が強くなります。
(ただし、周囲の方のご相談はお受けできます)
山手心理相談室では、ご来室いただけない方・遠方の方のために「あなただけの コミュニケーション改善」を好評発売中です。
★あなたが、なぜコミュニケーション苦手症なのか知って
★あなただけの改善ポイントを練習し
★あなただけのコミュニケーションを創造 しませんか。
本編にも書いてありますが、「なぜ、自分がコミュ障なのか」は多くの方が ご存じありません。
Source: 週刊山手心理相談室
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