年末年始の顛末…(._.?) ン?

内科医
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インフルエンザねぇ。。。

1) 年末のこと

ん~~~
12月20日(金)頃からインフルエンザの流行が強まり…
翌12月21日(土)には午前診療の12時まで50人を超える患者さん。

12時までの3時間に30人ほど診察し終わっていましたが…
受付時間終了の13時を超える残り1時間では…20人以上の診察が難しい。
そのため急遽、受付停止をしました。(@Д@; アセアセ・・・

そして…23日(月)と24日(火)は受付制限を行わざる終えませんでした。
26日(木)からは少し落ち着いたため受付制限はしないで診療を終えました。

2) 年末休暇

29日、どうにかインフルエンザをやり過ごしたか?と…
後はと言えば、寝るだけだよな…爆睡!( u _ u ) クゥゥゥ。o◯

30日、息子が木曜にコロナに感染したとか? どうなっている?
そして…21時頃に連絡。

「熱は下がった」と。
「それなら…一度、帰っておいで!」と。

2a) 家族(息子)への治療

31日、22時過ぎ、息子が帰宅。
コロナ感染後の少陽病期に入っていることを確認。
食事をさせて漢方薬を飲ませて…爆睡の彼。( ´△`)アァ-

● 自宅に置いてある薬が足りない

1日、薬が足りないことを確認して、クリニックへ。
5日分の薬の用意をして帰宅。薬の効果で咳は半減しているが。

● 明日帰る…と。薬を持たせなくては!

2日、明日にひとり暮らしの部屋に帰る、と。
4日から仕事なんだろうな…。
ん~明日3日には薬を持たせて帰らせなくてはなぁ。

● コンパス

3日、咳は断続的に続いている様な…。
あらぁ…まだ少陽病期の熱があることを確認。

意外に…数日の高熱を耐えたのか?と思う一方で
大きなことにならない様に確認が必要だと考える。
方向を決めるコンパスとなるレントゲンかな?

家族でクリニックに行くことに。
レントゲンで肺野に問題がないことを確認。
ホット一息。( ´△`)アァ-
あとは薬を持たせれば良いだけか?

● あら?

クリニックから帰宅後…1時間。
家内に…「あれ、どうした?」と聞いたら「帰った」と。

一週間程度の程度の薬を持たせたので…どうにかなるでしょ?
それは彼も感じたのかもね、d(^-^)ネ!。

今回の親の仕事も終わったのかな?
今日家内へのメール連絡では咳は軽くなっている、と。
当直しているんだと、さ。
(ノ_-;)ハア…

2b) 家族(家内)への治療

何か? 休みに入ってから湿性咳が強いなぁ。

胃熱が強いから…自分がいることへのストレス?
そんな感じに思って、漢方薬を与えるも治らない。

息子とクリニックに行ったときに…
家内もレントゲンを撮ったが「悪くないなぁ」と。

もしかしたら…腸の実熱を取る石膏か???
痰が多いから胸が熱くなっているかも?
と、すれば胸腹バランスを考える必要がありそうかな。

基本的には胸とお腹は同じエネルギーバランスを保とうとするよな。
だから、お腹の熱が強ければ胸の熱も強くなり咳がでる訳。

● 黄連剤と石膏剤の投与

徐々に痰が治まり、1週間で咳は殆ど止まっている。
背景臓器が脾臓だけでなく腸にもあった、ということなんだね。

胃熱が強かったから腸熱に視点が余り行かなかったんだな。
これで旦那の仕事も一応の完結なのかな?
(ノ_-;)ハア…

3)まとめ

この様な自家診療は違法ではないんだけど
保険請求は出来ない、ということなんだよなぁ。
お金を貰おうとは思わないんだけど、ね。

この様な年始年末でした。
医者の仕事からは離れられないんだよなぁ。。。
( ´△`)アァ-

PS: 実は年始後の連休の二日目夜は区の休日診療だったりします。
  人間って…こんな感じが続くのかも知れませんよね。

  今回の歌はスカボロフェア(サイモン&ガーファンクル)
  この歌って…やっぱり極限の歌なのかな?
  戦争と平和を題材としているんだよなぁ~。
  こんな記事と合う曲って…これか?てな感じ。うん!(^^)


Source: 病気って…なぁに?

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