
おはようございます。
iFreeETF NASDAQ100(2840)は、米NASDAQ100指数に投資できる国内ETFです。
2024年12月に信託報酬が0.11%へ引き下げられ、業界最安となりました。
NASDAQ100投資は米国ETFの「QQQ」が最もメジャーですが、QQQの経費率は0.20%です。
今ではQQQの廉価版である「QQQM」も発売されていますが、QQQMの経費率でも0.15%となります。
iFreeETF NASDAQ100(2840)のコストの安さが際立っていますね!
本日は、そんな超低コストETFの2840を徹底解説します。
時間がない人向けに60秒でサクッと学べるショート動画もありますので、よろしければどうぞ!
iFreeETF NASDAQ100(2840)はQQQを超える低コスト国内ETF
iFreeETF NASDAQ100はQQQやQQQMを超える低コストが魅力
iFreeETF NASDAQ100は大和アセットマネジメントから販売されている国内ETFです。
NASDAQ100に投資できる商品には、
1) 投資信託
・ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
・楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド
2) 米国ETF
・QQQ
・QQQM
などがあります。
これら全ての商品の中で、2840は信託報酬が0.11%と最安コストなのが最大の魅力です。
同じ指数に投資する商品の場合、投資信託でも国内ETFでも米国ETFでもリターンには大差がありません。
よって、長期目線の場合はコストに徹底的にこだわることが重要であり、2840の強みと言えます。
NASDAQ100指数とは?アップルやエヌビディアなどメガテック集中
今一度、NASDAQ100指数についておさらいします。
NASDAQ100は米国ナスダック上場の3000以上の銘柄のうち、「金融セクターを除く時価総額上位100銘柄」で構成される指数です。
上位構成銘柄はアップル、マイクロソフト、エヌビディア、グーグル、テスラなどのメガテックが占めています。
近年はこれらメガテックが米国市場を牽引していることもあり、S&P500を大きく上まわる高リターンを残しています。
セクター構成の特徴:情報技術と通信で約65%を占める
NASDAQ100のセクター構成を見ていきます(下図参照)。
先ほどご紹介したとおり、上位構成銘柄は主にマグニフィセント・セブンなどのメガテックが中心です。
よって、情報技術セクターやコミュニケーションセクターの割合が高く、この2つだけで65%を占めています。
特定の業種、特にハイテク銘柄に偏っているため、値動きが大きいので初心者の方は注意です。
一方で、値動きの大きさは高リターンの裏返しでもあります。
コツコツ積立投資をして長期保有すれば大きなリターンが狙えるでしょう。
国内ETFならではのメリット:円建て取引と二重課税調整制度
iFreeETF NASDAQ100(2840)は国内ETFです。
国内ETFの特徴は、夜間のニューヨーク時間に取引する必要がなく、日本市場の時間帯にリアルタイムで売買できることです。
また、国内ETFは全て「円で取引」しますので、米ドルへ両替するなどの手間がありません。
さらに、2840などの国内ETFは2020年から二重課税調整の対象となりました。
二重課税にならないよう、外国所得税額を考慮して自動調整されるため、私たち投資家は確定申告で外国税額控除の手続きをする必要がありません。
これは大きなメリットだと思います。
まとめ:2840は長期投資でコスト重視派に最適なNASDAQ100投資先
iFreeETF NASDAQ100(2840)は、信託報酬0.11%と業界最安のコストでNASDAQ100に投資できる国内ETFです。
円建て取引や二重課税調整といったメリットもあり、長期でコストを重視する投資家にとって有力な選択肢となるでしょう。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ






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