
おはようございます。
本日は、iシェアーズS&P500トップ20ETF(313A)をご紹介します。
名前のとおり、S&P500の500銘柄のうち、時価総額がトップ20の勝ち組だけに厳選投資する商品です。
ETFなので旬を過ぎた銘柄は自動で外され、今勢いがある銘柄が組み込まれますので、ほったらかしで最新のトップ20社に常に投資できるのが魅力です。
316A(FANG+)、2244(USテック・トップ20)、392A(Qトップ)と比較して、自分の好みの商品を探すのも面白いと思います。
お忙しい方向けに、60秒でサクッと学べるショート動画も用意しましたので、よろしければどうぞ!
iシェアーズS&P500トップ20ETF(313A)の特徴と投資魅力を解説
S&P500トップ20に厳選投資できるETFとは?
iシェアーズS&P500 トップ20ETF(313A)は、S&P500 トップ20セレクト指数に連動する商品です。
名前のとおり、S&P500指数の時価総額上位20銘柄に集中投資します。
近年はマグニフィセントセブンなどのビッグテックに勢いがあり、「Winners takes all(勝ち組総取り)」の流れが加速しています。
実際に、S&Pトップ20はS&P500全体よりも高いパフォーマンスを記録しており、勝ち組厳選で高リターンを狙う商品と言えるでしょう。
S&P500トップ20とNASDAQ100のパフォーマンス比較
S&P500トップ20とNASDAQ100のパフォーマンスを比較します。
過去3年で見てみると、S&Pトップ20はNASDAQ100を上回るリターンを記録しています。
このようなシミュレーションは切り取る時期によって結果が変わるので参考程度ではありますが、S&Pトップ20銘柄の高い成長性が見てとれます。
セクター構成から見るS&Pトップ20の特徴
S&Pトップ20のセクター構成は以下のとおりです。
情報技術セクターが約48%と圧倒的に高くなっており、以下金融、ヘルスケア、一般消費財、コミュニケーション・サービスなどが続きます。
テック銘柄のみに集中投資するETFではなく、あくまでS&P500のトップ20銘柄に投資するETFなので、情報技術以外にも様々なセクターが含まれます。
iシェアーズS&P500トップ20ETF(313A)の概要と注意点
iシェアーズ S&P500トップ20ETF(313A)の概要は以下の通りです。
信託報酬は年0.44%で、以前にご紹介したQトップや2244と同じ水準です。
iFreeETF FANG+は年0.605%なので、313Aの方がコストが安いですね。
313Aは2025年1月に発売したばかりの新しい商品なので、純資産額が約22億円と少なく、流動性には注意が必要です。
また、20銘柄なので分散効果は低く、値動きが大きいため初心者向けではありません。
10口2,000円前後から気軽に購入でき、新NISAの成長投資枠にも対応しています。
ETFなので、時価総額トップ20から外れた銘柄は除外され、新たに今旬な銘柄が組み込まれます。
メンテナンス無しで常に勝ち組に集中投資できるのは便利ですね。
まとめ:勝ち組に集中投資できるETFをどう活用するか
iシェアーズS&P500トップ20ETF(313A)は、常にS&P500の上位20銘柄に厳選投資できるユニークな商品です。
テック中心の成長性を享受しつつ、自動的に旬の銘柄へ入れ替わるのが大きな魅力。
一方で、20銘柄に絞られるため値動きは大きめな点に注意しましょう。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ






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