ステロイドの副産物

霞んだ空に広がる、
乳白色を帯びたオレンジ色の朝

朝焼けが美しい午前6時前

よく見ると、
はらはらと白いものが舞っている

「初雪だ...」

とうとう...

いや、いよいよ来たか――

まだ副作用が残る、
ステロイド治療終了から3日目の今日

副作用はしんどいが、
実は“副産物”もちらほら...

まず、
この数年治らなかった身体の湿疹

ステロイドを飲みはじめてすぐに
痒みと炎症が収まった

喜んでいたが、
すぐに様々な副作用に
見舞われることになる

まぁ、この薬の本来の目的は“耳”

そりゃそうなのだが...

  ※服用して1週間後(減薬期)には
   早くも痒みが戻ってきてしまった

ほかには鼻炎

気温差や季節の変わり目は
どうしても自律神経がやられる

鼻炎も数年前から出ていた症状で
ちょっとした厄介者でもあった

  ※服用が終わった今でも
   鼻炎は出ていない

   たぶん、そのうち
   またはじまると思う

あとは、関節の痛み

人間、長い間生きていると、
あちこちの関節が
悲鳴を上げはじめるようで...

私の場合は、肩

十数年前からちょこちょこと
両肩に痛みが出るようになった

これがステロイドを飲みはじめてから
激的によくなった

不思議なくらい、
まったく痛みを感じないのだ

ありがたいことに、
可動域も広がるという...

  ※服用が終わった今でも
   まったく痛みはない

   「このまま痛みが
   復活しないでくれ...」」と願う

あとは
乳がんで切除したおっぱいの痒み

切除した部分だけが
なぜか痒いのだ

長年、“放射線治療の晩期障害”だと
思っていたのだが...

皮膚科にも行ったが、

「これ、皮膚じゃなくて
 中が痒くない?」

と、先生に言われ...

それもそのはず、
皮膚はまったく炎症がみられない

なのに、痒い

場所が場所なだけに、
外出中は掻くこともできない

そんなこんなで、当然のことながら
処方してもらった皮膚炎の薬は効かず

「やっぱり中なのか...?」

そんな疑問が今も継続中

思えば、
腋窩リンパ節郭清の影響は否めない

上腕やひじのあたりが痒くなるのも、
皮膚ではなく“中”だ

  ☆関連記事は下記へ

そのおっぱいの切除部分の痒みも
ステロイド服用からすぐに痒みが収まった

この痒みに効いてくれたのは、
かなりありがたい

  ※ここも服用して1週間後には
   早くも痒みが戻ってきてしまった

   今では以前と変わらない痒みに
   戻っている

そしてもうひとつ

なんと、肌がつるつるになった

要らない副作用の副産物

ステロイドの脅威を知ることになる

今はとりあえず、
一日でも早く副作用が抜けてくれること

そしてもちろんだが、
耳の聴こえがよくなってくれることと、
耳鳴りが小さくなってくれること

それだけである――

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Source: りかこの乳がん体験記

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