ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)とは?実績・コスト・魅力を徹底解説【楽天証券対応】

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おはようございます。

本日は、今注目を集めているゴールドと、その代表的な投資信託である「ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)」をご紹介します。

株式市場が好調な一方で、世界経済の不透明感も強まるなか、資産分散の一手としてゴールド投資を検討する人が増えています。

直近では金価格はピーク時よりも下がっていますが、金は短期的な値動きではなく、長期的な分散投資先の1つとして検討すべきです。

楽天証券で買える金投資信託のうち、先日ご紹介した「ステート・ストリート・ゴールド・オープン」がコスト面では優位ですが、新商品なので実績がありません。

実績重視で安心して買いたいという投資家には、本日ご紹介する「ゴールド・ファンド」がおすすめです。

60秒でサクッと学べるショート動画も用意しましたので、ぜひ!

 

ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)の特徴と選び方を解説

 

なぜ今ゴールドが注目されているのか?

金価格の推移を見てみると、2025年に入り史上最高値を更新するなど好調をキープしています。

長期的に見ても、世界株式や他の資産クラスを上回る勢いで上昇しており、いまや「安全資産」としてだけでなく、リターン面でも注目を集める存在となっています。

背景には、地政学リスクや世界的なインフレ、各国中央銀行による金の買い増しなど、複数の要因が重なっています。

特に、ドルや円などの法定通貨に対する信頼感が揺らぐ局面では、実物資産であるゴールドの価値が相対的に高まりやすい傾向にあります。

不透明な世界情勢の中で、ゴールド需要が高まるのは自然な流れといえるでしょう。

 

 

ゴールドのインフレ耐性と資産防衛の役割

ゴールドに投資すべき最大の理由は「インフレに強い」という特性があるからです。

通貨の価値はインフレによって目減りしていきますが、ゴールドはその逆で、インフレ環境下では価値を維持・上昇させる傾向があります。

過去のデータを見ると、米ドル・ユーロ・日本円いずれの通貨も、金に対して相対的に価値を下げ続けています(下図参照)。

長期的に見れば現金を持つよりも、金という実物資産を保有した方が購買力を守れる可能性が高いということです。

また、ゴールドは世界共通の価値を持ち、どの国でも取引できる点も強みです。

国や地域の経済状況に左右されにくいため、資産の一部を金で保有しておくことは、ポートフォリオ全体のリスクを下げる効果も期待できます。

 

 

ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)の基本情報と強み

現物の金を購入する方法もありますが、保管や売買の手間を考えると、多くの人にとって現実的なのは投資信託(ファンド)を通じた運用です。

今回ご紹介する「ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)」は、国内で人気の高い金投資信託の一つです。

信託報酬は年0.407%、純資産額は約1,390億円と、コストと実績のバランスが良い点が特徴です。

また、国際的な金価格に連動し、現物の裏付けがある点も安心材料となります。

このファンドには「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」の2種類がありますが、長期投資を前提とするなら「為替ヘッジなし」タイプが人気です。

2017年に設定されて以降、安定した運用実績を積み重ねており、実績を重視する投資家には特におすすめです。

 

 

他の金投資信託とのコスト比較

金に投資できる投資信託はいくつか存在します。

SBI証券ユーザーは、「サクッと純金」がコストと純資産額の両面でベストチョイスです。

一方、楽天証券ではサクッと純金は購入できないため、他の商品を選ぶ必要があります。

「ステート・ストリート・ゴールド」は最も低コストで、コスト重視の投資家に向いています。

一方で、ゴールド・ファンドは信託報酬こそやや高めですが、長期の運用実績と純資産規模の大きさから「安定感」を重視する投資家に選ばれています。

 

 

・コストを最重視するならステート・ストリート・ゴールド

・実績と安心感を重視するならゴールド・ファンド

という選び方がよいでしょう。

特に楽天証券ユーザーにとっては、ゴールド・ファンドは優良な選択肢の1つになりますね。

 

ゴールド投資を検討する際のポイント

ゴールドは株式や債券とは異なる値動きをするため、ポートフォリオに少量でも組み入れることで分散効果が得られます。

ただし、金自体は配当や利息を生まないため、「長期の安定成長+守りの資産」として位置づけるのが現実的です。

また、短期的には為替変動や需給の影響を受けやすい点も理解しておきましょう。

特に為替ヘッジなしタイプの場合、円高に振れると一時的に基準価額が下がることがあります。

 

まとめ:守りの資産としてゴールド・ファンドを活用しよう

ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)は、国際的な金価格に連動しており、コストと実績のバランスが良い投資信託です。

ゴールドは株式や債券とは異なる値動きをするため、ポートフォリオの一部に組み入れることでリスク分散にも役立ちます。

 

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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