
おはようございます。
本日は、
・iFreeETF ブルームバーグ日本株高配当50(354A)
・NF・日本株高配当70 ETF(1577)
・グローバルX MSCIスーパーディビィデンド日本株(2564)
の3本の高配当ETFをまとめてご紹介します。
どれも「時価総額加重」ではなく、「均等投資」を特徴とした高配当ETFです。
銘柄選定基準、銘柄数、コスト、分配月や分配利回りも異なりますので、自分に合った商品を選ぶ参考になれば幸いです。
60秒でサクッと学べるショート動画も用意しましたので、よろしければどうぞ!
日本株高配当ETF「354A・1577・2564」をまとめて比較
354A(iFreeETFブルームバーグ日本株高配当50)とは?
354Aは、配当利回りの高い日本株50銘柄に投資する高配当ETFです。
信託報酬は年0.275%と低コストで、1口2,500円前後から投資が始められるため、初心者でも手を出しやすいのが特徴です。
指数は予想配当利回りの上位銘柄で構成され、一定の分散を確保しながら高い配当が期待できる点が魅力です。
分配金利回りは約3.5%で、分配金の支払いは1・4・7・10月の年4回です。
過度に集中しない構成やコストの低さから、「高配当 × 分散」を両立させたい投資家に向いています。
354Aの詳細を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
動画で学びたい方はこちらもどうぞ!
1577(NF・日本株高配当70 ETF)とは?
1577は、野村アセットマネジメントが提供する日本株高配当ETFで、運用実績が長く純資産額も約1,790億円と非常に大きい点が特徴です。
信託報酬は0.352%で、こちらも年4回の分配金支払いを行っています。
利回りは約3.5%と、長期にわたって安定した水準を維持しています。
特徴は「高配当70銘柄に均等投資」という、より分散を強めた構成です。
集中度が低く、業種バランスも良いため、長期的に安定した配当収入を得たい人に適しています。
過去5年のリターンは日経平均を上回っており、高配当株の強さがそのままリターンに表れています。
日本株高配当ETFの中でも歴史が長く、安心感のある選択肢だと思います。
1577の詳細を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
動画でサクッと学びたい方はこちらもどうぞ!
2564(グローバルX MSCIスーパーディビデンド日本株)とは?
2564は、配当持続性の高い25銘柄に投資する「超高配当 × 集中型」ETFです。
信託報酬は0.429%とやや高めですが、配当利回りは約4.0%と3本の中では最も高い水準です。
分配金は1・4・7・10月の年4回で、分配金も増加傾向にある点が魅力的です。
構成銘柄数が25と少ないため、セクター偏りはやや強いものの、厳選された企業への集中投資によって高利回りを実現しています。
高配当戦略のなかでも、より利回りを重視したい人向けの商品と言えます。
2564の詳細を動画で学びたい方はこちらをどうぞ!
3つのETFの比較と選び方
今回の3商品を比較すると、次のような特徴があります。
-
354A:低コスト × バランス重視型
配当利回りが高い上位50銘柄に投資しつつ、コストを抑えた扱いやすい商品。 -
1577:実績・安定重視型
純資産も大きく運用歴が長いため、安心感と分散性を求める人に最適。 -
2564:高利回り重視型
高い分配利回りと増配傾向が魅力。
各商品の特徴を知り、自分に合った商品を選びましょう。
まとめ:354A、1577、2564の3本の特徴を一目で整理
日本株高配当ETFの中から、354A・1577・2564の3本をまとめてご紹介しました。
低コストでバランス良く配当を狙いたいなら354A、実績や分散性を重視するなら1577、高利回りを追求するなら2564と、投資目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
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1489と同じ日経高配当株50指数に連動し、分配金が年6回もらえて超低コストという魅力的な商品です。
投資初心者のPFは「NISAでインデックス投資+無リスク資産は預金」で十分です。
今だと個人向け国債変動10もよいでしょう。
新NISAの出口戦略について考察しました。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ






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