暗闇が雪灯りに照らされる夜
白く塗り替えられた街が
静寂の中に佇む――
きのう夕方から降りはじめた雪は
すっかり街の色を変えた
そんな朝
気温は-6.3℃
ようやく少し冬らしい冷え込みだ
これでもまだ
平年より暖かい
が、日中は-3.5℃と気温は上がらず
真冬並みの寒さとなる
そして空にはまだ雪雲が居座り...
さて
10月に発症した突発性難聴
残念ながら完治はしなかったが...
“悪化しないように”と、
“現状維持を目指す”ということで、
現在も服薬中
“耳が聴こえない”ということは、
“ただ聴こえない”というだけではない
聴こえない音を補おうと、
脳が音をつくり出す
そう、“耳鳴り”
この耳鳴りがうるさすぎる
聴こえなければ聴こえないほど
その耳鳴りは大きい
脳はなんて邪魔なものをつくるのだ...
それだけではない
聴こえる方の耳の聴こえかたも
変わってくる
それは、音の籠りや
響きという違う形に変わるのだ
一番驚いたのは、“感覚”
耳が聴こえないと、
耳の触覚もなくなる
耳介に触れても、
耳かきを突っ込んでも、
感覚が鈍い
痒みも出ない
聴こえないということは、
感覚さえ失われるのだ
もちろん、聴こえが回復すると同時に
感覚も戻ってくる
が、聴こえ自体が
100%戻ったわけではないため、
当然、感覚も鈍いままだ
この鈍い感覚、
どこかで味わったことがある
そう...
乳がんの手術、腋窩リンパ節郭清で
麻痺した皮膚を触ったときの、
あの感覚だ
触っているのに直接当たっていないような、
あのなんとも不快な感覚そのものなのだ
“完治しない”ということは、
○聴こえ
○耳鳴り
○麻痺した感覚
これらと
一生つきあっていかなけれならない
...ということのようだ
あしたは満月
なので今夜はほぼ満月
東の空に昇ってきた赤銅色の月
そして、昇るごとに
その輝きを増していく月――
あしたは、今年最後の満月、
観られるだろうか...
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Source: りかこの乳がん体験記





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