メガ10とFANG+を徹底比較|違い・メリット・どっちを選ぶべきかを投資家目線で解説

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おはようございます。

先日発売したニッセイの「メガ10」は、「FANG+のライバル」として注目を集めています。

どちらも米国の成長企業10銘柄に10%ずつ均等投資する点が共通していますが、銘柄の入れ替えルールやコスト、実績や流動性など、細かく見ていくと大きな違いがあります。

本日は、メガ10とFANG+の特徴を整理しつつ、それぞれがどんな人に向いているのかを分かりやすく比較します。

60秒でサクッと学べるショート動画も用意しましたので、よろしければどうぞ!

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メガ10とFANG+の違いと比較ポイントを総まとめ

 

メガ10とFANG+の違いをまず整理:両者の基本的な特徴

まずは、それぞれの商品の基本的な仕組みを確認します。

メガ10は、米国株式市場の超大型グロース企業10社に集中投資する商品です。

時価総額の変動に合わせて年4回の銘柄見直し・入れ替えを行う点が特徴で、常に「旬の大型グロース株10銘柄」を維持できるよう設計されています。

また、均等配分によって特定銘柄への過度な集中リスクを抑える仕組みも持っています。

 

一方、FANG+はFacebook、Amazon、Netflix、Googleに代表されるFAAMNGを中心に、Microsoft、NVIDIA、Broadcomなどを含めた10銘柄で構成される指数です。

原則としてFAAMNGは固定され、残り4銘柄を入れ替えるルールとなっており、テック分野の中でも特に存在感の大きい企業に投資できる点が特徴です。

構成銘柄の入れ替え頻度や、「固定要素の多いFANG+」「時価総額で選ぶメガ10」という違いが、主な差となります。

 

 

【比較】コストはメガ10が圧倒的に安い理由

長期投資においてコストが重要ですが、これはメガ10が優位です。

メガ10の信託報酬は年0.385%で、iFreeNEXT FANG+は年0.7755%と、メガ10は約半額となっています。

信託報酬は毎年確実に積み上がるコストであり、10年・20年と運用期間が長くなるほどパフォーマンスに大きな差を生みます。

シンプルに低コストを評価するなら、メガ10を優先的に検討すべきと言えるでしょう。

 

 

【構成銘柄の違い】メガ10は入替型、FANG+は固定型

両者の性格を最も分けるのが、銘柄入れ替えのルールです。

メガ10は年4回の定期見直しにより、常に時価総額トップ10のグロース企業に入れ替えます。

つまり、最新の市場トレンドを反映しやすく、旬の大型グロース銘柄に自動で乗り換えていく仕組みです。

良くも悪くも市場の勢いに応じて組入銘柄が変化し、高パフォーマンスを狙う構造と言えます。

一方、FANG+は、FAAMNGを中心とした固定色の強い指数です。

構成銘柄が圧倒的な存在感を持つことから、一定の安定感がありますが、メガ10ほど柔軟な入れ替えは行いません。

 

 

【実績比較】長期のパフォーマンスと流動性はFANG+が優位

パフォーマンス実績と流動性では、FANG+が優位です。

iFreeNEXT FANG+インデックスは2018年に設定され、すでに5年以上の運用歴があり、純資産も9,600億円規模まで成長しています。

指数としての実績も豊富で、近年はS&P500やNASDAQ100を大きく上回るリターンを残してきました。

一方、メガ10は2025年11月に登場したばかりで、運用実績や流動性は不透明です。

テーマは魅力的ですが、長期のデータを重視する投資家には判断材料が少ない点が懸念点と言えるでしょう。

 

 

メガ10とFANG+はどっちが向いている?投資スタイル別に解説

最後に、投資スタイル別に適性を整理します。

メガ10が向いているのは、旬の大型グロース企業に投資したい人、長期投資ではコストを重視したい人、攻めの投資はNISA成長投資枠だけで十分という人です。

柔軟な銘柄入れ替えと低コストという特徴は、成長株投資を手堅く行いたい層に適しています。

一方、FANG+が向いているのは、長期実績やデータ、流動性を重視する人、NISAつみたて投資枠でも投資できる商品が良い人、そしてFANG中心の長期投資を貫きたい人です。

指数としての歴史と純資産規模がもたらす安心感は、長期投資の大きな強みになります。

 

 

まとめ:メガ10とFANG+の比較まとめ:あなたに合うのはどちら?

メガ10は低コストかつ柔軟に銘柄を入れ替える仕組みが魅力で、最新トレンドを反映したグロース投資ができます。

一方、FANG+は実績・流動性・指数の存在感が強く、長期データを重視する投資家に適しています。

自分の投資スタイルに合った方を選ぶましょう。

 

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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