冬に日本を訪れる海外の人たちが驚くのは、マスクを着用している人の割合が非常に大きいことです。では、マスクは病原体の侵入予防にどのくらい効果があるのでしょうか。
2009〜2011年、イギリスで行われた調査では、インフルエンザに関する限り、マスク着用だけでは予防効果はほとんどないか、きわめて低いという結果が出ています。また、同様の結果が日本で行われた小規模研究においても確認されています。さらに、世界保健機関(WHO)発行の感染予防マニュアルには「マスクによる上気道感染の予防効果にははっきりとしたエビデンスがない」と書かれています。
これは、ウイルスとマスクの網目の大きさを考えてみたら、当然ともいえます。というのは、インフルエンザウイルスの直径は0.1マイクロメートルぐらい、一方、通常のマスクの網目は10マイクロメートル以上だからです。
つまり、マスクの網目はウイルスの100倍以上も大きいのです。したがって、空気中を漂うウイルスをマスクだけで防ごうとするのは無理です。
ただし、くしゃみのように、飛沫の中にウイルスが含まれている場合には、マスクが飛沫をひっかけてくれる可能性があります。しかし、感染した人のくしゃみを直接浴びるようなことは少ないので、実際のマスクによる感染予防効果はかなり低いものと考えていいでしょう。
2019/12/13
マスクをつけてもインフルエンザ感染を防げない理由(宮坂 昌之)インフルエンザや、上気道炎、いわゆる風邪を防ぐ防御の三種の神器は、「マスク」「手洗い」「うがい」。普段からきっちり守っている人も多いことでしょう。でも、これがあんまり効用がないんだなぁ、と言われたら、ちょっとショックじゃありませんか? 感染症を防ぐということはどういうことなのか。免疫の第一人者に聞いてみました。
インフルエンザウイルスの直径は0.1マイクロメートルぐらい、一方、通常のマスクの網目は10マイクロメートル以上だからです。
2010年に出たWHOのウイルス拡散予防の資料によると、インフルエンザウイルスが手に触れると、5分以内にその感染力が100分の1から1000分の1と、大きく減るとのことです。
まぁ、、知識が古い。
だって彼らの拠り所は2010年で、、、
そして、、
今どき10μmの網目のマスクは無いです。
一番大きい網目の規格が「BFE規格」で3μmです。
花粉症の季節に、、
従来はスーパーで山積みにしていた、、
一箱50枚入り500円程度のマスクで「PFE規格」です。
3枚~12枚入りで398円とか高性能型として売られているのが「VFE規格」ですね。
ですから、、花粉症やウイルス対応の一般市販モノとか、、
VFE規格がほぼ標準化していた。
議論の根本がズレている。
化石化した知識で、、、
「オレは不織布の設計をしていんだぁぁぁぁ」と自慢した禅坊主とか、、
WHOは、、つまり、、
世界のマスクの平均的標準規格は10μmの網目だぁぁぁと、、
「手泥(で)す」(テドロスWHO事務局長)は、、言っている訳です。
うーん、、日本には当てはまらない、、ということですね。
※中国人が日本で買い占めに走っている理由です、、、
マスク規格をよく見て利用しましょう。
取り敢えずこの辺で。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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