美しい景色に変わる。

医療機関

患者さんの数も、病気の種類も、たいして多くないので、

エビデンスと言った高尚なものはそこに存在していない。

あくまでも、しがない開業医の戯言として聞いて欲しい。

 

 

コロナ禍以降、いや、頻回のワクチン接種が行われて以降、

自己免疫が極端に弱まった方がいて、背骨に起こる感染症、

化膿性脊椎炎になり、下半身麻痺になり急に歩けなくなり、

その感染が全身に回り敗血症になり、命が危なくなった方、

こんなしがない開業医でも、二人もの方と、お出逢いした。

 

ワクチン接種が悪さをした気になってしまう。

医療者が撒いたこの種を懺悔したい気持ちで、

大切な『ザイタクリハビリ』の力を借りて、

今さら遅いかもだけど、、、、

患者さんの『暮らし』を取り戻したかった。

 

 

お一人目の方は、90歳代の女性だった。

その日まで、畑仕事をされていたのに、

急激に下半身麻痺出現、見る見るうちに、

敗血症になり、命の終わりが迫ってきた。

見兼ねた知り合いの病棟看護師さんが、

僕らを紹介し繋いでもらって、その後、

『ザイタク』を楽しまれ3年暮らされた。

 

 

その方との経験が、もうお一人の方に繋がった。

 

お一人目の方の『ザイタク』を、こっそり見に来た、

よく知っていた病棟看護師の後輩病棟看護師さんが、

またまた、僕らを紹介してくれて、繋いでくれた。

 

いよいよが迫る昨年4月9日。お家に帰ってきた。

何とか桜が見れた。今日を想像できなかったので、

みんなで、その時を口にしない中、涙で乾杯した。

 

 

あれから一年。ご本人はもちろん、関わるみんなが、

ちゃんとチームになりザイタクリハビリを実践した。

今年は早く散って葉桜だったけど、去年のそこまで、

歩行器で、しっかりと、歩いて、笑顔で、乾杯した。

 

 

ザイタクリハビリは、地域みんなが繋がって出来る。

ザイタクリハビリは、決して医療者だけで出来ない。

 

この地域の繋がりがあった上で、

リハビリテーションが存在する。

 

 

一年前いよいよだった彼女が、

今日、葉桜の前で笑顔だった。

 

コミュニティの仲間の皆さんと、

とっても素敵な時間が持てた。

 

これからも、真剣に、謙虚に、みんなで繋がって、

この素敵な『ザイタクリハビリ』に取り組みたい。

 

 

 

振り向けば、ため息に満ちて見えた日々も、

こうして繋がれれば、美しい景色に変わる。

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」

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