だから僕はまだ『ザイタク』を辞めてない。

医療機関

今日も『ザイタクリハビリ』の一日だった。

 

 

脳出血後遺症で右不全麻痺。80歳にそうなった頃は、

回復期リハビリ病棟を過ぎ日常生活動作はほぼ自立。

 

しかしながら、たった一度の転倒が暮らしを変えた。

転倒後腰痛で動けず、どうしようもなくなっていた。

 

 

2ヶ月過ぎた時、ケアマネさんが、

『ザイタクリハビリ』に救いを求め、

有難いことに、声を掛けてくれた。

 

 

 

先週初回訪問。訪問看護や訪問リハビリの調整をした。

デイケアに行く為のスロープや車椅子を用意し直した。

ベッドサイドにあるポータブルトイレの位置も変えた。

 

 

今日2回目の訪問。彼女の人生の大切なことを探した。

訪問して、まずやったのはポータブルトイレへの移乗。

腰痛はどこに行ったのだろうと思えるくらい速い移乗。

そして彼女の体形や動作に合わせたティルト車椅子へ。

移乗と共に、息子さんと一緒に操作確認と背張り調整。

そばで見守るご主人は、認知症があるけれど、妻想い。

妻のスピーディーで自慢げな移乗を嬉しそうに見てる。

 

 

先生、腰痛いのよ、ホントは。でも上手でしょ((笑))。

先生、母ね、変わりました。先週先生にお逢いしただけで。

 

こんなとても嬉しい言葉をもらい、

彼女の人生の大切なことが見えた。

 

マンション玄関の7段の階段。

これを、自分の足で降りたい。

 

お母さん、今から息子さんと、

ちょっと、やってみましょう。

 

麻痺側の右足から一段一段。

最初は僕の介助にしたけど、

ここは『ザイタクリハビリ』。

一方通行のリハビリじゃなく、

息子さんに、介助してもらう。

 

わたし、階段降りれた!とご本人。

お母さん行けるやん!と息子さん。

 

サイコロジカルヴィクトリー❤

 

ね、大丈夫でしょ。歩けるでしょ。

ご家族で、お出かけも行けますね。

 

 

片仮名『ザイタク』は、いつだって双方向。

 

移乗だってお出かけだって、もちろん、お看取りだって、

医療者や介護関係者が一方通行で提供するものではない。

 

主人公は患者さんで、一緒に創造していくもの。

片仮名『ザイタク』は、コンパッションコミュニティ。

 

 

あなたがそこで一生懸命に踏ん張っている。

だから僕はまだ『ザイタク』を辞めてない。

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

 

毎日読んでいただき感謝申し上げます。

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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」

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