俺の話を聞け。それが『ザイタク』だろう⁈

医療機関

先生、あの、、ひとつ、お聞きしてもよろしいですか?

 

診療と嚥下訓練が終わり、玄関で立ち話。

 

胃瘻があったり、それから、気管カニューレがあったり。

病院では、言われたんです、お家に帰るのは、もう、ね、

無理だって言われたんです。だけどですよ、先生、私ね、

主人ともう一度、お家でね、一緒に、楽しく暮らしたい。

ただただ、その気持ちでね、お家に帰って来たんです。

そしてね、先生のおっしゃる通りにやってみたんです。

 

注入量減らしたり、吸引回数も減らしたり、

注入時間も、病院で言われた方法を止めて、

先生の言う通りにしたんです。そしたら、

ですね、先生、なんともうね、ホントです。

もうね、嬉しくなっちゃうくらいに、楽に、

楽しく、コレ介護って言うかなんて言うか、

上手に『ザイタク』出来ちゃってるんです。

 

普通の在宅医療は、一方通行なんですか?

私のやってるのは先生に言われたことを、

アレンジ加えずちゃんと実践したんです。

本当に、病院では、もう無理です。って、

言われてたのにですよ。出来てますよね。

それを、先生は片仮名『ザイタク』って、

言うんでしょうか?コレ双方向ですもんね。

 

 

 

在宅医療は、いつからか、専門家のものになってしまった。

古き良き時代の在宅医療の先生はそこで暮らす方々だった。

 

 

 

介護保険や医療保険の崩壊は目前だ。

 

この崩壊を担ってきた在宅医療人達が、今度は、

介護保険が壊れた後の在り方を語り始めている。

僕もその在宅医療人の一員だ。自戒の念を込め、

もう一度、謙虚に、感謝を忘れず、行動したい。

 

もう一度、繰り返しておこう。

 

在宅医療の先生は、そこで暮らされてる方々だ。

このことを忘れては、地域医療は取り組めない。

 

今こそ双方向の『ザイタク』文化を取り戻そう。

 

 

連休中、気切があるけどどうしても、トロミなんかついていないコーラを、

がぶがぶ飲みたいから俺の話をきいてくれ。とお電話があった((笑))。

 

注入量も、注入時間も、自主嚥下訓練も、

全部、彼仕様に、再調整したし、後は、、

得意のリカバリー腹臥位療法を提案かな。

 

ザイタクはいつだって双方向。

明日、彼の話を聞いて来よう。

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」

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