イタコやユタのような存在は、天や御霊との意識を疎通することを希望される方の“媒介者”として、己の身体にそれらの霊魂を依（よ）らせることでお役目を果たされます。
ご相談者は、思いもよらない啓示を受ける可能性もございますし、もはや目に見えない存在からの想いを知ることは、ときとして本当に心が救われることもあるでしょう。
さらには、自動書記をはじめとする、天の御意向が大きく動いた際の人々への伝え方は、人間側の意思にかかわらず、どちらかというと“予言的”な要素を多く含む印象です。
わたくし自身、全国の神社仏閣を巡るなかでの祈りの際、あるいは、万物の根源の神などに意識を合わせる際には、しばしば、そうした“予言”と捉えられる啓示を、天より受け取ることがございます。
その際には、まず祈りに際しての目前の神仏の様相が普段とは異なるため、わたくしはすぐに、「あぁ、これより予言が降ろされるのだ」と勘づきます。わたしを取り巻く空間がピンと張り詰めるような、あたかも時が止まった感覚です。
そしてわが身を制し、たとえどのような内容であろうとも心を乱さずに、粛々と神の御意向を聴き取る（汲み取る）、その一点にのみに集中いたします。
予言が降ろされる際には、こちらの心の準備（※神の御意を受けられるよう、己の霊体を高度に変容さます。）が整い次第、怒涛のごとく神の意識がわが身に入りますので、それらを自らが思案する余地はございません。
結果、予言について考えるのはのちとなり、現在に見る世界状況や日本が置かれた立場などを照らし合わせつつ、その真意を得てまいるのです。
ただし、わたくし自身、神より度々いただく予言の内容を、一般に知らせることには実はとても慎重です。
それらはある意味、天という領域と、地、すなわち人間界の領域の差を一旦無きものにしたかのごとく、非常に直接的な（＝直球的な）表現を含むゆえです。
（次回⑤へ続きます。）
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Source: 神々からのメッセージ
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