米国高配当株に投資できる投資信託として、SBI・楽天・Tracersの3商品に注目が集まっています。
どれも「ダウ・ジョーンズUSディビデンド100指数」に関連した商品ですが、投資方法や信託報酬、純資産、分配月には違いがあります。
特に重要なのは、SBI・楽天は米国ETFのSCHDに間接的に投資する一方で、Tracersは指数への直接連動を目指す商品である点です。
今回は、SCHD投信の中でSBI・楽天・Tracersの違いを初心者向けにわかりやすく比較します。
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SCHD投信3選比較:SBI・楽天・Tracersの違い
3商品とも米国高配当100社に投資
3商品に共通しているのは、米国の高配当株100社に投資する戦略であることです。
対象となるのは「ダウ・ジョーンズUSディビデンド100指数」です。
この指数は、配当利回りだけでなく、連続配当や財務の健全性なども考慮して銘柄を選ぶのが特徴です。
そのため、単なる高配当株ファンドというより、米国の優良高配当株にまとめて投資する商品と考えるとわかりやすいです。
一方で、投資方法には違いがあります。
SBI・楽天は、米国ETFであるSCHDを通じて間接的に投資します。
一方、TracersはSCHDそのものを保有するのではなく、指数への直接連動を目指します。
つまり、SBI・楽天は「SCHD経由」Tracersは「指数に直接連動」という違いです。
初心者の方は「どれもSCHD系の商品」と理解してOKですが、正確には仕組みが少し違います。
純資産とコストはSBI・楽天が有利
次に、純資産と信託報酬を比較します。
2026年6月時点では、純資産はSBIと楽天が圧倒的に大きいです。
SBI・SCHDは2,144億円、楽天・SCHDは2,422億円。
一方、Tracersは29億円です。
投資信託では、純資産が大きいほど運用の安定性という面で安心感があります。
特にインデックスファンドでは、純資産が小さすぎると、将来的な繰上償還リスクも気になります。
信託報酬もSBI・楽天が有利です。
SBI・SCHDは0.1227%、楽天・SCHDは0.1238%と、どちらも低コストです。
Tracersは0.16725%+αなので、SBI・楽天と比べるとやや高めです。
もちろん、コスト差だけで将来のリターンが決まるわけではありません。
ただし、長期投資ではコストが低いほど有利なのは間違いありません。
純資産と信託報酬を重視するなら、現時点ではSBIか楽天がおすすめです。
分配月は3商品でズレている
3商品はいずれも年4回分配型ですが、分配月が異なります。
SBIは3月、6月、9月、12月。
楽天は2月、5月、8月、11月。
Tracersは1月、4月、7月、10月です。
このように、3商品は分配月がズレています。
そのため、複数を組み合わせると分配金受取月を増やせます。
毎月のキャッシュフローを重視する人にとっては、面白い方法です。
ただし、注意点もあります。
この3商品は投資対象がほぼ同じなので、似たような商品を重複して持つことになります。
資産形成期の方であれば、まずは1本に絞る方がシンプルです。
分配金だけで選ばない
最後に、分配金の注意点です。
投資信託の分配金は、預金の利息とは違います。分配金はファンドの純資産から支払われます。
そのため、分配金が出るとその分だけ基準価額は下がります。
つまり、分配金が多い商品ほど優れているとは限りません。
大事なのは、
・分配金
・基準価額の値動き
・信託報酬
・純資産
・指数との連動性
これらを含めたトータルリターンです。
たとえば、たくさん分配金を受け取っていても、その分だけ基準価額が大きく下がっていれば、資産全体は思ったほど増えていない可能性があります。
高配当投資では、どうしても分配金の金額に目が行きがちです。
しかし、本当に見るべきなのは「分配金+基準価額の変化」を合わせた投資成果です。
SCHD投信を選ぶ時も、分配金の多さだけで判断しないようにしましょう。
まとめ:SCHD投信はSBI・楽天が本命候補
SBI・楽天・Tracersの3商品は、いずれも米国高配当株100社に投資できる魅力的な商品です。
ただし、現時点では純資産と信託報酬の面でSBI・楽天が有利で、Tracersは純資産がまだ小さく、コストもやや高めです。
シンプルに選ぶならSBIか楽天が本命候補ですが、分配月を分散したい人や、指数に直接連動する商品を選びたい人はTracersも候補に入ります。
高配当投資では、分配金の多さだけでなく必ずトータルリターンで判断することが重要です。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ







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