今年も暑い暑い夏がやってきました.
温暖化の影響はここ最近容赦なく世界中を席巻し,日本でも毎年のように最高気温が更新,今年はすでに40度を超えている地点も続出して熱中症患者もうなぎのぼりに伸びているようで,この先が思いやられます.
さて,先日の日曜日は,広島県の呉市に行ってきました.
目的は以前から訪れたかった大和ミュージアムと海上自衛隊資料館(てつのくじら館)です.
明治維新の頃,西欧列強の圧倒的な海軍力を目にして海軍増強の必要性を痛感した我が国が,その拠点となるような港として地形その他の観点から最良の場所としてこの地を選び,鎮守府をおいて開発発展,その後戦艦大和や武蔵に代表される軍艦を数多く建造.
終戦後はそこで培われた高度な造船技術を生かしてタンカーなどの大型船を建造して日本の造船業を世界トップクラスへと押し上げ,高度経済成長を支えました.
10分の1スケールの戦艦大和のリアルな再現モデルは圧巻でしたが,零戦や人間魚雷「回天」などの実物資料も見応えがありました.
日本の敗戦が濃厚になった1945年4月,沖縄へ向けて出航するものの,米軍機動部隊による波状攻撃を受けて鹿児島県沖で撃沈された大和.戦後引き揚げられた数多くの船体の一部や遺品,犠牲になった多くの若い乗組員たちの,涙なしには読めない家族や友人への手紙.
あの無謀で悲惨な戦争に突き進んでしまった日本,その中で愛する祖国を,家族を守ろうとして散っていった将来ある若者たちの思い,それでも敗戦の逆境をバネにして世界有数の造船大国に押し上げた先人たちの歩みに,心打たれました.
そして海上自衛隊呉市資料館,通称てつのくじら館.
普段なかなか身近には知ることの出来ない海上自衛隊の歴史,機雷を取り除く掃海活動を中心とした活動を,展示物のみならず,退役した実物の潜水艦の内部に入って体験することができました.
一方で,憲法9条さえ守っていれば日本は戦争に巻き込まれないとか,自衛隊は違憲なので廃止せよ,といった,現実離れした,そして彼等に対してあまりにも失礼極まりないそして,現実離れした暴論を吐く者たちが左翼を中心とした者たちの中にいるのも事実です.
世界情勢が混沌として日本を取り巻く安全保障環境も一段と厳しさを増す中,日本の領土と国民の命を守るべく日夜奮闘し,大地震や豪雨のような大きな災害の時には危険も顧みず真っ先に被災地へ駆けつける自衛隊には,私は日本人として誇りと感謝の気持ちしか湧きません.
先日発生した熊本の大地震,あちこちで建物が倒壊して行方不明者も多数いる状態の中,消防隊,警察,DMAT,各自治体職員など多くの組織に加え,今回も自衛隊が派遣され,昼夜懸命な救助活動を続けてくれています.
いまの私にできることは微力ながら現地に義援金を送ることくらいですが,犠牲者が少しでも少なく,被災した人たちが一日も早く日常生活に戻れるように心より願います.
そしてこの酷暑の中,昼夜を問わず支援活動に尽力してくださっている方々に深く敬意を表するとともに,救助や復旧活動に関わる方々が二次災害に遭うことなく無事に任務を終えられるように心より祈ります.
Source: Dr.OHKADO’s Blog


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