5.8℃
そこそこ冷えた朝
が、日中はなんと27℃
まさかこの時期に
クーラーを使うとは思ってもいなかった
「抜こう」「抜こう」と思いながらも、
なかなか抜く気にはなれなかったコンセント
抜かなくてよかった...
そんなあしたも暑くなるらしい
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
数日前のこと――
「トゥルルル...」
固定電話のベルが鳴る
ナンバーディスプレイに表示された番号は、
“080”からはじまる数字
『携帯?誰だろう...。保険屋さん?』
とりあえず出てみる
なにも喋らないまま待ってみたが
相手から反応がない
『切ろうか...』と思った瞬間、
なにか聴こえてきた
しかも日本語ではないのだろうか、
なにを言っているの全くわからない
すると、50代くらいだろうか、
女性の声で、
「あ、すみません。
エコーズ北海道の秋山と申します。
そちらは会社ですか?」
と、明るい声
『“会社ですか?”って、
そっちからかけてきて
なに言ってんの?
確実に怪しい電話だな。
“はい。会社ですが...”と
答えてしまおうか...』
怪訝に思いながら、
「いえ...」と小さい声で答える
「あ、そうでしたか。
では改めまして、
エコーズ北海道の秋山と申します」
『意外とちゃんとしているけど、
でもやっぱり怪しい人なのだろうな。
“個人宅”でなければならない理由って...?
さてはどんな内容なのだろう』
「着なくなった洋服とか、
履かなくなった靴とか帽子とか、
捨てようと思っていたもの、
ありませんか?
500円で買い取ります」
『この手の詐欺は
聞いたことがないな...』
「ありません」
「そうですよね~。
今断捨離とか流行ってますもんね~。
でもなんでもいいんです。
捨てようと思っていたもの、
なにかありませんか?
どんなものでもいいので」
「先日も捨てたばかりなので、ないです」
「そうですか。
私たちは国の許可も取っていて、
骨董品や金も買い取っているんですけど、
そういったものありませんか?」
『これ、どんな詐欺?
泥棒に入るための聴き取り?』
そう思いながら、
「ないですね。
高価なものはありませんので」
と言うと、
「あ~、私もです~。ふふふ」
と、明るく笑う中年と思しき女性
そして、
「じゃあ、なにかありましたら、
またよろしくお願いします。
最後まで話を聞いていただき
ありがとうございました」
と、詐欺にしては随分と丁寧だ
まぁ、これも、
“詐欺”と思われないための戦略なのだろうが...
若い頃から使っていた固定電話
今では携帯電話に取って代わり
ほとんど必要ないのだが、
外すに外せず、ずっとそのまま
こうして個人情報ダダ漏れだ
ただ、父のところに
この手の電話が行ったら...
確実に引っかかるだろうな
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
今日の夕暮れ
橙色に輝く雲から...
オレンジと群青の
淡いグラデーションに変わってゆく
今日もきれいな空が
観られたこと...
感謝――
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Source: りかこの乳がん体験記



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