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医療機関

望んで手にできないなんて、、、そんなの嫌だ。

肺がんの在宅看取りは、地域医療では、難しいとされている。が、ご本人の意思次第で、ご家族の覚悟次第で、そして、緩和次第で、ザイタクでの笑顔の暮らしも、手に入る。帰るまでには、すったもんだがあったけれども、帰ったお家で、最期の時まで、大好きな冷...
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緩和のプロではないけれど

何を緩和したらいい?いつも考える。痛み?苦しみ?全身倦怠感?呼吸困難感?寂しさ?つらさ?本人の?家族の??緩和をする目的は?楽しく生活するため。決してお迎えを呼ぶためではない。別に緩和のプロではないけれど、緩和ケアに関する相談が、最近、続々...
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300日続いた!ありがとうございます!

昔から、気が多い。集中力がなく、いつもキョロキョロしてしまう。あっちこっちに、行ってはカジル。何でもかんでも中途半端。勝手に盛り上がっては、すぐ飽きる。周りのせいにして、自分で最後までやり遂げない。こんなタナカが、人生の中で、10年以上続け...
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冷静と情熱のあいだの悲しい気持ち

ザイタクをしていると、冷静に、家族の願いに寄り添う必要がある場面と情熱的に、本人の想いに乗っかってドンドン挑戦していきたい場面と両方同時に遭遇し、そのあいだで、タナカは苦しむことがある。先生、私達家族は、もう限界です。これ以上介護はできませ...
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『食べる』も、チーム力が重要。

昔から、在宅での褥瘡ケアは、予防も含め、チームアプローチが重要だと、よく言われている。褥瘡の治癒は、チーム力次第だ。そのチーム内にある理念も、チームで共有している必要がある。それはザイタク愛!ザイタク愛に溢れたチームがあれば、褥瘡は、きっと...
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デブが治る薬

せんせい、デブが治る薬ちょうだいや。超高齢の母親と同居している、でっぷり太った息子さんが帰りがけにニコニコ笑顔で、声をかけてくれた。こんなにデブのタナカに、聞く質問か?!と思いながら、返事した。そんな薬あったら、僕に教えてくださいよ。あちこ...
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『挑戦』

『挑戦』小学生の卒業文集の寄せ書きに『挑戦』と書いた。それを色紙に書いて、額に入れたものが、実家の僕の部屋だった部屋のドアに掛けてある。この前の正月に見たときも、まだ掛けてあった。ホコリまみれだったけど。『挑戦』という言葉が昔から好きだった...
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没頭

ステイホーム期間が明け、街に若者は繰り出している。それなりにコロナを意識している。それでいいのだ。一方、高齢者は違う。彼らを支える在宅医療や病院・介護施設での取り組みが重要となる。それがコロナ時代だ。ザイタク医療のタナカも、コロナ時代に対応...
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万人には受けないが

今、必死にコアなチームを作っている。『コロナという時代』を生き抜くには、コアなチームが必要だ。生活様式の変革の時代。もはや『コロナ時代』の生き方・生活をしなければいけない。ザイタク医療は、生活を支える医療だ。つまり、生活が変わり、在宅医療も...
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バッドニュースの伝え方

昔から、そうだ。バッドニュースの伝え方が、人間関係において一番難しい。学年末のテストが良くなかった。学校の宿題をすっかり忘れていた。お花の水やりをサボってお花が枯れた。大切にしていたコップを割ってしまった。友達との遊びに集中しすぎて帰宅が遅...
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名前を呼ばれた!

何年ぶりだろう。母が私を名前で呼んだ。涙が溢れた。家に帰ってきてよかった。『10年ぶりのお家』にチャレンジしている娘さんとお母さんの話だ。それぞれの家族には、それぞれにいろいろな事情があり、どうしようもないことだってあるのだろう。しかし、こ...
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食べることへの挑戦

点滴なんかで元気にはなれない。鼻からの栄養でも元気にはなれない。気合だけでも元気にはなれない。元気がでなければ、生きる希望も湧いてこない。生きる希望がなければ、食べる気持ちにもなれない。結局、待てど暮らせど食べられるようになんかならない。こ...
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音が違う!

大きな病気のために、入院され、手術や点滴治療、リハビリをされ、長期間、家を離れた患者さんが、お家に帰ってこられると、「やっぱり、家はええなあ」と一様に話される。なにが、いいのか、尋ねてみた。今日は、こんな返答があった。「音が違うねん!」なる...
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南天の星たち

「医学はサイエンスに基づくアート(技)である」ウィリアム・オスラー博士胸部外科の研修医だった頃の話。先輩レジデントたちだけの手術後、残念ながら救えなかった患者さんのお見送り直前。大学病院の患者さんが安置されている地下の霊安室におりる階段、胸...
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出逢いに感謝。

いつもいつも、仲間を探してきた。本気の仲間を探してきた。本気が過ぎて、チームに成れないことが多かった。でも、出逢えた!!!三田市内のあちこちの事業所と、患者さんとの出逢いを通して、つながり始めた。この人達となら、本気を出してもいいと感じてい...
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訪問看護

今朝のお看取りの帰りがけ、訪問看護師さんありがとう。と言って、義母を送られたお嫁さんが、うちのクリニックの訪問看護師に、泣き笑いながら、ハグしてくれた。私ヘルパーしてるんですが、看護師さんの下で働きたいわ。それぐらい、心強かったし、優しくし...
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10年ぶりのお家

特養から帰って来られた。そこには、笑顔の娘さんとお母さん。きっと大丈夫。人生を楽しもう。食べることを楽しもう。まだまだ、人生は終わっていない。いつの時代も人生は挑戦だ。楽しくなってきた。新しいチームにとって、こんな楽しい出逢いこそ、大切だ。...
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献血バッジ

せんせい、この献血のバッジ見てよ。40年前に、血液の病気で、娘を亡くしたんです。娘は8歳でした。それ以降、献血続けてるんです、僕。あのときは本当に辛かったです。ザイタク医療では、人生の先輩方に、『人としての生き方』を、教えていただける。ご本...
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『楽しい』時間

旅立たれた方のご家族が、落ち着かれた頃に、わざわざクリニックまで、ご挨拶に来ていただけることがある。わざわざ来ていただいても、往診にでてしまっていることが多く、なかなか直接お会いできず、申し訳なく思っている。そんな中、ちょうどお会いできるこ...
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梅雨のアジサイ

梅雨の季節は、アジサイがとっても綺麗だ。雨の降る中の訪問は、気持ちが少し下がることがある。こんな梅雨でも、笑顔で、元気に、楽しく、患者さんのお家に訪問したい。そんな時、お庭に咲くアジサイが、とっても優しく、迎えてくれる。訪問を終えて家を出る...
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あなたの休息は、何よりも大切です。

そろそろ、疲れが出ているのでは?!予期せぬことがあると、自分自身で思う以上に精神的にまいっている。予測できる困難に立ち向かう時、カラダだけでなく、ココロの準備もできるので、まあまあ乗り越えられる。一方、予測不可能な困難に遭遇する時、なんの準...
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明日は、夏至

明日は、夏至。日本が、太陽に、1年のうち一番近くなって、日中が1年で一番長くなる。当然、夜が1年で一番短くなる。夜が不安なタナカは、一番安心の一日だ。ここからは、12月22日の冬至に向かって、夜がどんどん長くなっていく。ザイタク医療は、夜の...
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たなかのかなた

わしなあ、もう10年若かったら、アンタと遊び歩くのにな。おまえさん、この写真見てみ、よう写っとるやろ、男前に。せんせい、こんなん作ったんやで、針金で作ったガイコツの置物や。夜中の電話悪かったなあ。息が苦しゅうて、電話したんや。男はアカンわ、...
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ガメリすぎるなよ!

「ガメんな!ガメんな!しょうたろう!」<ガメリすぎ>ボールをもって、前進するのは良いが、行き過ぎて、相手に囲まれ、孤立してしまい、ボールを相手に取られてしまう。前進力のある、ちょっと上手な選手に見られることがある。多くの場合、周りの選手のサ...
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中身が重要

ラグビーは、中学から、開業するまで、20年もやってきた。勝敗へのこだわり以上に内容へのこだわりがある不思議なスポーツだ。ゲームの勝敗よりも、プレイの中身が、とっても重要である。あのタックルは、やばいよな、一発で形勢逆転やん。あのスクラムは押...