※筆者より【家族の縁とは⑥】

その他

鑑定時、どのご家族の霊的ご縁を拝見しても、わたくし自身、各々に言葉では尽くせぬほどの深い結びつきがあることを感じますし、そのご家族ならではの学びが、現象界的な意味での良きこともあるいはそうでないことも、しっかりと配されております。

霊視鑑定は、当事者の過去世や現世、そしてそこから続く次なる世を霊的に見通し、最後に帰結する形で、そのお方の“現在”を読み解いてまいります。

魂一つひとつに備わる、記憶(※天上界では、“記録”というほうが正しいかもしれません。)は実に膨大で、そのなかから必要な情報を選り分け、現在の当事者の“今”に照らし合わせていく、おそらくは一般に思う以上に霊視鑑定とは地道なのですが、それがもっとも確実な方法でもございます。

過去世より幾度も繰り返された人生は、数々のご縁を引き、そしてそれらから導き出された必要あっての現世での“ご縁”ーーー これらをまた、関わり合うすべての方々が“互いに引き合っているのですから、想像を絶するほどの天上の御取り計らいがあってこそと、わたくしはつくづく思います。

神は総じて、本当に“長らく”の人類の辿り方を御照覧になります。

宇宙の全体の流れのなかの、奇跡の惑星<地球>に、繰り返し息づく人間という生命のエネルギーは、大局あっての、一つひとつの事象が巡るよう配されていくーーー それほどに壮大な流れがあるのです。

あるご家族を鑑定させていただいたときの話です。

鑑定当日にお越しいただいたのは、そのご家族のうちのご主人様でした。

素晴らしい機知と商才、また天賦の明るいお人柄で多くの人を惹き付ける独特のオーラをたずさえたその男性は、今世、“日本”という土壌を新たに開拓するため、慣れ親しんだ転生の“本拠地”を離れ、いざ、異国へ黒船のように襲来した、そういった意気盛んな、時代を動かす“勢い”をもって転生した魂でした。

そのお方は、鑑定後半、ご家族のお写真をおもむろにわたくしに差し出しました。

「わたしの家族なんだけど、どう?」とおっしゃるのです。

お写真のなかに写っていらっしゃったご家族は、まさに微笑ましいお姿で、ご主人様のご家族へ対する愛情がうかがわれます。

ですが、霊視を始めた次の瞬間、わたくし自身、“あっ!!”と驚き、電流の如くの衝撃が走りました。

わたくしがこれまで拝見した方々にない、“家族の在り方”を目指し、互いに約束し今世参集したまさに“精鋭”が、“親子”として写っていたからです。

(次回⑦へ続きます。)

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Source: 神々からのメッセージ

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