どうも、ヨウ-P(@s_y_prince)ことYO-PRINCEです!
いろんな切り口からカイゴのヒントをお届けしています!
先日「転職サイト比較Plus」というサイトに「介護職をしていた良かったこと」というテーマでコラム記事を寄稿させてもらいました。
https://tenshoku-plus.com/kaigo-merit/
この記事を書きながら感じたことがあります。
それは、「良かったと思うことは人それぞれ違う」という当たり前のことです。
私がこれまでの介護経験で感じた「良かったこと」以外の、いろんなタイプの人間の「良かったこと」があるはずです。
そこで、今回の記事では、私の感じた「良かったこと」以外のさまざまな「良かったこと」について考え、「良かったこと」の幅を広げていきたいと思います。
その背景にあるのは「働き方」です。
- 働き方で『良かったこと』は変わる!?
- 『プライベート重視の介護職』の良かったこと
- 『仕事として割り切っている介護職』の良かったこと
- 『純粋に好きでしている介護職』の良かったこと
- 良かったと思えない人たちには「適性」の問題が潜んでいることも…
- まとめ
働き方で『良かったこと』は変わる!?
私が書いた「介護職をしていて良かったこと」は、私だから良かったと思えたことです。
私と同じような思考の持ち主の方は、私のコラム記事に共感いただけると思います。
少なくとも「介護職をしていて良かったこと」というテーマの記事を探し求めて読んでいただいた方には共感いただけるのではないかなと思っています。
介護の仕事をしたいけど、悪いことばかり聞くし不安だな…。
何かいいことってないのかな…。
これまで介護の仕事してきたけど、最近しんどいなぁ…。
このまま介護の仕事続けてていいんだろうか…。
こんなふうに、介護の仕事が好きでやりがいを感じながらも、マイナス面に目が向いて悩んでおられる方が「介護職をしていて良かったこと」というテーマの記事を見に来るんだと思うんです。
私の書いたコラム記事は、「仕事にやりがいを求めている介護職の良かったこと」なんだと思います。
仕事というのは、当然のことながら皆が皆「やりがい」を求めているわけではありません。
介護業界は人手不足で、会社側は人材を選んでいられない状況があり、とりわけ多様な人材が集まっています。
それぞれが仕事に求めているものもまた多様なわけです。
仕事はやりがいがないと無理ですよ!
いやいや~、プライベートが充実してこその仕事でしょ!
仕事は仕事!
好きとか嫌いとか言ってないで割り切って仕事しなきゃダメですよ!
仕事は純粋に好きかどうかでいいんじゃないですか~!
これらの意見はほんの一部ですが、それぞれ間違いではありません。
どんな仕事もそうですが、介護の仕事もまたそれぞれの働き方があるわけです。
では、それぞれの働き方における「介護職をしていて良かったこと」を見ていきましょう!
いろんな「良かったこと」が見えてくるはずです!
『プライベート重視の介護職』の良かったこと
介護の仕事は、給料が安いと言われていて、なかなかプライベートでは自由がないようなイメージがあるかもしれません。
でも、実際はそんな感じでもないんです。
確かに給料は決していい方ではないと思うのですが、結構プライベートを楽しんでいる介護職の人って多いんです。
さほど自らの生活の質を落としているわけでもなく…。
なぜなんでしょうか??
よく分からないですけど…、楽しまな損ですよね~!
これは私の経験上ですが、楽観的な人って意外と多いんですよね(^_^;)
介護の仕事でもしてみよかな~。
このぐらいの感覚で介護の仕事を選ばれている方は、仕事でストレスが貯まっても趣味やおしゃべりでストレス解消しています。
なんなら介護そのものを楽しんでおられる方が多いです。
もともと介護は、捉えようによっては楽しめる側面の多い仕事なので、楽観的な人にとっては「楽しさ」のほうが勝つことも多いんだと思います。
そういう人を見ていると、介護って「楽観視」するのって大事なんだろうなと思わざるを得ません(^_^;)
ちなみに、こんなふうにプライベートを楽しめる人というのは、一定子育てが落ち着いた主婦層の方が多いです。
プライベートも充実させていきたいという方々です。
引く手あまたの介護現場では、非常勤としていろんな契約時間での求人があるので、プライベートに合わせた働き方がしやすいんですよね!
そうなると、『介護職をしていて良かった!』ってなりますよね(^。^)
『仕事として割り切っている介護職』の良かったこと
どんな仕事も、その仕事をしたくてしている人ばかりではありません。
それは介護の仕事も一緒です。
いろいろ悩んでたまたま介護の仕事をしているという人だってたくさんいます。
そんな人たちのなかには、介護の仕事をしていくうちに介護にハマっていく人もいれば、相変わらずたんたんと仕事としてこなされている人もいます。
ここで触れておきたいのは、介護の仕事を「仕事だからしている」という人たちの思いです。
そういった人たちは、介護士としては一見冷たい印象を持たれる方もおられるかもしれませんが、そんな人たちばかりではありません。
仕事としての割り切りをされているからこぞ、冷静でいられて丁寧な介護ができている方もたくさんいます。
そんな人たちだからこそ良かったと感じられることって何だと思いますか?
意外にも多いのがこちらです↓
介護の仕事は、僕にとってはそれほど大変じゃないですよ。
介護業界って、人材不足が深刻なので、いろんなタイプの人間が飛び込んでくるんです。
良くも悪くも、「来る者拒まず」のところがあって、職員に対して寛容な職場が多いんです。
少なくとも普通に仕事していれば、何の問題もなくたんたんと仕事がしていけると思います。
そういう意味では、他の業界に比べると仕事のしやすさを感じている人が一定数いるんですよね。
『純粋に好きでしている介護職』の良かったこと
私も「好きで介護の仕事をしている」人なわけですが、好きがゆえに「より良い介護」を目指したくなってしまいます。
「より良い介護」がしていければいいんですが、それができない職場では「思い」だけが先走ってしまい、職場内で窮屈な思いをしてしまうことが多いです。
私の場合は、そんな状況をも楽しみながら、コラム記事にも書いたような「良かったこと」を描いて今日まで来ているのですが、介護が「好き」がゆえにどうしても感情が先立つ方が多いと思うんです。
そうなると…、しんどいですよね…。
答えが一つではない介護は、そう簡単には「より良い介護」へと向かわないものです。
チームとしてまとまって介護していかなければいけないなかで、足踏みをすることが多いんです。
周囲に分かってもらえないジレンマから苛立ちが募ったりして、1人もがいてしまってチームのなかで浮いてしまったり…。
実は、介護を「好き」な方が一番「良かったこと」を描きにくいのかもしれません…。
それは、職場に恵まれていないことが原因であることが多いように思います。
職場が合っていないのかもしれないですし、もしかしたら他の事業形態のほうがあなたの力を発揮しやすいのかもしれません。
特養よりデイ、デイより居宅ケアマネのほうが力を発揮できるような人はたくさんいます。
このことはコラム記事で書かせてもらいました。
転職して軌道修正がしやすい!
やり直しをして、かつステップアップをしやすい!
これが、介護の仕事のいいところなんです!
自分に合った職場が見つかれば、きっと趣味の延長線上のように仕事を楽しめることと思います!
良かったと思えない人たちには「適性」の問題が潜んでいることも…
介護の仕事をしていて良かったと思えることは、働き方のタイプによっては異なることを書いてきました。
ところが、「良かった」と思えない人たちもいます。
そんなときは『適性』の問題が潜んでいることもあります。
どんな仕事でも、合う合わないはどうしてもあるものですから。
例えば、私の場合で考えてみましょう。
私は料理が苦手です。
大学の頃、飲食店でバイトをしたことがあるのですが、とにかく苦痛でした…。
今でもなんですが、台所に立ったら人が変わるんですよね…(^_^;)
イライラしてしまうんです。
「ハンドルの握ると人が変わる」なんて言いますが、私の場合は「台所に立つと人が変わる」んです。
よく「意外だ」と言われるんですが、それだけ料理が苦手なんですよね…。
というわけで、私にとっては飲食店は仕事としてもっての外なわけです。
こんなふうにして、仕事には「適性」というものがあります。
介護の仕事においても当然「適性」はあるわけです!
「介護職をしていて良かったこと」をいくら考えても見つからなかったときには、一度立ち止まって介護職への「適性」について考えてみることも大切です。
介護の仕事は誰でもやってみようとすることは可能です。
ただ、誰でもできる仕事ではないんです。
介護業界ではなぜかあまり語られることのない「適性」。
人材難とはいえ、考えていかないといけないテーマですよね…。
まとめ
働き方改革とは、2019年度の厚生労働省の定義によると、個々の事情に応じて多様で柔軟な働き方を、自分で「選択」できるようにするための改革となっています。
多様で柔軟な働き方を認めている会社が生き残る時代なのです。
ところが、介護業界はまだまだ遅れています…。
ならば、まずは自分からです!
自分が仕事に何を求めているのかを考えてみることから始めてみましょう!
「介護職をしていて良かったこと」を考えてみるのも面白いと思います!
そうすれば、自分がしたい働き方が見えてくるはずです。
その先にあるのは、もっと豊かな「介護職をしていて良かったこと」!
あなたらしい働き方を見つけて、あなたならではの『介護職をしていて良かったこと』を見つけましょう!
Source: すべての道は介護に通ず【暮らしかるモダンなブログ】
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