がん患者の“居場所”

今月のがんサロンが中止になった

もちろん、新型コロナウイルスの影響だ

病院は、今、入院患者の面会もできない

外来患者自体、減っているだろう

当然のことながら、
院内開催のがんサロンはできない

この状況では、
おそらく来月も中止となりそうだ

そして、このまま新型コロナウイルスが
収束を見せなかった場合――

サロンの再開は、いつになるのか...

まさか、こんなことになるとは
誰も想像だにしていなかっただろう

再び、
みんなに会うことはできるのだろうか

丸11年通ったサロン

「サロンがなかったら、
 私はどんな道に迷い込んでいただろう...」

そう思えるほど、当時の私は、
“乳がん”という重圧に潰され、

“ホルモン治療の副作用”という、
得体の知れない体調と
うつ状態に翻弄されていた

家族にもつらい気持ちは口にできない

どこにも“居場所”がなかった

両親に知られないよう、
毎晩お風呂場で声を殺して泣いていた...

そこだけが、
私の“居場所”だったのかもしれない

そんなとき、開設されたがんサロン

乳がんの手術から、
ちょうど2年が経ったときだった

その後、
いろいろとお手伝いをさせていただくようになり、
今の私がある

その間、何度も、“サロンからの卒業”も考えた

が、やはりここが、私のやるべき場所

私の“居場所”だ

サロンに来られないみんなは、
どうしているだろうか...

“お喋りできない”って、
ストレス溜まるよね...

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Source: りかこの乳がん体験記

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