どうも、ヨウ-P(@s_y_prince)ことYO-PRINCEです!
いろんな切り口からカイゴのヒントをお届けしています!
今日はこちらのツイートをもとに記事を書きたいと思います。
ベッドで食事介助するときは高さ30㎝ぐらいのスツールがあると便利
ベッドを必要以上に高くすることなく利用者さんと目線を合わせて介助しやすいです☝️#介護にまつわる小さな引き出し
— ヨウ-P (@s_y_prince) 2020年3月20日
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実はこのスツール、食事介助以外でも使えるんです!
大袈裟に言えば、在宅でも施設でも介護改革につながります!
控えめに言っても、何かが変わります!
というわけで、介護場面でのミニスツールの使い方についてまとめました!
食事介助はベッドでもテーブルでもスツール!
冒頭で紹介したツイートでは部屋のベッド上食事介助を想定しています。
ですが、食事や水分を摂取するのであれば利用者と目線を合わせるのは基本中の基本なので、テーブルで食事を摂る場合でも30cmスツールはあると便利です!
普通の40cmぐらいのイスに座って食事介助すると多くの場合は職員の目線が利用者より上になってしまいます。
小柄な利用者さんや下を向いて猫背になった利用者さんの食事介助をするときは介助者は小さくなって猫背になりながら介助しなきゃいけなくなります。
介助するの大変ですよね(^^;
そうなってくると、目線は利用者よりやや下ぐらいがちょうどいいです。
30cmぐらいのミニスツールは介助を楽にもしてくれるわけです。
それに、なんてたって持ち運びが楽です!
大きなイスに比べたら断然楽ですよね!
背もたれがなくて、30cmぐらいの高さのスツールはコンパクトで置き場所にも困りません!
こんな感じのミニスツールを購入して食事介助を楽にしてみませんか?
施設でも在宅でも使えると思います!
というわけで、食事介助にミニスツールがあれば便利な理由をまとめておきます!
- 利用者と目線が合わせやすい。
- 介助者が楽に介助できる。
- スツールが持ち運びしやすい。
- コンパクトで置き場所に困らない。
ただ、一つだけ注意点があります…。
施設で使われる場合は、適当な場所に置いておくと認知症の利用者さんが座ろうとして転倒なんてこともありえます。
管理方法には十分に注意しましょう。
更衣介助が楽チンになるスツール!
ツイートでは食事介助のことにしか触れていませんが、更衣介助にも便利です!
例えば、座っている利用者さんの靴下を介助するときって中腰になったり座り込んだりして介助すると思うのですが、あれって結構腰に負担がかかるんですよね。
そんなときにミニスツールの登場です!
ズボンや靴下を履いたり脱いだりする介助がめちゃくちゃ楽になります!
気になる利用者の反応は…??
なんや?
そんなもん座って楽して!?
腰痛対策なんですよ~!
まぁ、そんなもんです(^_^;)
大事なのは腰痛対策にもなるってこと!
腰痛対策をしていることを利用者さんに伝えればきっと分かってくれます!
なので、脱衣室やベッドサイトにもミニスツールを置いておくと便利ですね!
立位保持が楽になるスツール!
もう一つ使えるのが立位保持の介助です。
立位保持困難な方の立位保持をする場面でありますよね。
トイレに座ってもらったけど、お尻周りが便汚染でちゃんと拭き取らないといけないときに、長く立位保持をしてもらわないといけない…。
そんなときの立位保持介助は1人が前から抱えて1人が清拭するといった方法をとられることが多いと思いますが、かなり負担です…。
そんなときにミニスツールの登場です。
参考にしたいのは「担ぐトランス」という介助方法です。
長く介護をされている方ならご存知の方もおられると思いますが、介護アドバイザーの青山幸弘さんという方がおられ、「担ぐトランス」という移乗介助を紹介されています。
介助者の肩に担ぐようにして移乗介助をする方法なんですが、対象者によっては有効な移乗介助ですし、慣れれば介助者の負担がかなり軽減できます。
立位保持介助をするときも、「抱える」のではなく「担ぐ」ほうが楽なケースが多いんですよね。
そんなときは片膝を床に着けて担ぐ形の介助が楽なんですが、トイレで片膝ってつけたくないですよね…。
だからミニスツールを使います。
介助者がミニスツールに座って、利用者さんは前傾姿勢をとってもらって介助者の肩に乗っかってもらうように「担ぐ立位保持介助」をします。
介助者はめちゃくちゃ楽で、結構な時間の立位保持が可能になりますし、利用者の負担もかなり軽減されます。
やってみる価値はあると思いますよ!
というわけで、トイレにもミニスツールを一台置いておきましょう!
ちなみに、「担ぐトランス」については、私はこちらの本で学びました↓
参考にしてみてください!
レクでも使えちゃうスツール!
実は、このミニスツール!
レクでも使えちゃいます!
レクで使う場合は低いミニスツールを使え必要はないんですが、他の介助場面で使ったこのミニスツールを使い回しして使いましょう!
何がいいって、背もたれがないのがいいんです。
レクは円になったり、半円になったりして行われることが多いと思うんですが、背もたれのあるイスだと身体の向きを変えにくいので、一方向の語りかけしかできないんですよね。
ところが、このミニスツールを使えば、360度簡単に方向を変えながら参加者全員に語りかけることができます!
座った状態での体操をするときなどは、非常に便利です!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ミニスツールが介護場面で万能であることが分かって頂けたと思います。
利用者にも職員にも優しい万能ミニスツール!
ぜひとも介護施設で導入してみてください!
低コストで介護が変わります!
もちろん、在宅介護でもおススメですよ!
- 利用者と目線を合わせた食事介助を楽にしたい!
- 足元の更衣介助を楽にしたい!
- 立位保持を楽にしたい!
- レクの進行を楽にしたい!
ちょっとひと手間はかかりますが、ミニスツールがあればきっと利用者も職員も家族も楽になれるんです!
Source: すべての道は介護に通ず【暮らしかるモダンなブログ】
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