今日も静かな三田の街で訪問診療した。
阪神間は、緊急事態宣言が逆効果をもたらしているという話もある。
もし本当なら、残念だ。今こそ、みんなで頑張ろうじゃないか。
新しい社会の形を見出さなければいけない時だ。
新しい夢のカタチを今こそ創り出さなければいけない時だ。
外出自粛、外出自粛、外出自粛。
個人的には、クリニックと患者さん宅の往復と食料の買い出し程度にとどめている。
はっきり言って、訪問の仕事自体が、
新型コロナを運んでしまう可能性だってある。
毎日の訪問では、タナカ自身も、緊張の連続だ。
患者さん宅では、かならず、ソーシャルディスタンス、短時間、換気、を心がける。
いつもの握手は、するけど、お互いに、その後、アルコール消毒だ。
訪問と訪問の間は、日光浴と風に吹かれるように心がけている。
こうまでしても、訪問して、お顔をみて、雰囲気を感じ合う医療は、やっぱり必要だと感じている。
どの患者さんも、訪問を心待ちにしてくれている。ありがたい。
ザイタク医療は、対面でしか、成り立たないと考えている。
テレワークになることはしたくない。オンライン診療は、時に必要かもだが、、、
訪問活動を死守するために、必死に考えて、
新しいカタチで継続していきたい。
新しい時代に入った。
新しいザイタク医療を創り出さないといけない。
優しい気持ちだけでは、乗り越えられない。
皆さんの協力が必要です。僕もがんばります。
そんな、訪問と訪問の間に、風に吹かれていると
大好きなエレカシの『風に吹かれて』が聴こえてきた。
悲しみは優しいふりしてこの街を包むだろう
お前に会いに行くまで
さよならさ今日の日よ昨日までの優しさよ
手を振って旅立とうぜ いつもの風に吹かれて
見慣れてるこの部屋も俺たちの優しい夢も
手を振って旅立とうぜ いつもの風に吹かれて
たとえコロナに包まれても、
覚悟を持ってザイタク医療に取り組みたい。
新しいザイタク医療の夢のカタチ。皆さんと創りたい。
外出自粛。一緒に頑張りましょう。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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