この数年、
テレビCMや雑誌などで目にすることが増えた、
“クリニックの広告”
中には立派なホームページを立ち上げ、
いかにも、
「先進医療をやっています」
そう謳っているクリニックも少なくない
そんな広告に魅かれて、
「がんが治るかもしれない」
などと、病院を選ぶ人たちがいるのだろう
そもそも、
「病院がCM?」
と、疑問を抱いた
が、中身を見れば、
「なるほど...」
と、思わざるを得ないものばかりだ
たとえば、
○血液クレンジング療法
○糖質制限でがん再発予防
○高濃度ビタミンC点滴療法
○温熱療法
○がん放置療法
など、
科学的根拠のない、
少なからず“治療”とは言えない“療法”で、
患者...いや、“客”をおびき寄せているのだ
実際に、これらの“療法”で、
「がんが完治した」なんてことがあるはずがない
あれば、すでに“標準治療”として
世界中で広まっているだろう
ちなみに、
「これでがんが治った」
「これでがんが消えた」
という文言にも要注意だ
なぜなら、
『がんは未だ、“治った”とは言えない病』
治療後、20年、30年経っても再発がなかったとき、
そのとき初めて、
「完治した」
そう言ってもいいのかもしれないが...
“クリニックの宣伝”は、
『保険が利かず、
科学的根拠もない高額な治療もどきで金儲け』
というものが、ほとんどだろう
この現状に、
多くの医師たちが警鐘を鳴らしている
逆に、これらの“療法”は、
「身体に悪影響はないのだろうか...」
と、恐怖さえ覚えるのだ――
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Source: りかこの乳がん体験記
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