カリフォルニア科学アカデミーの写真コンテスト
BigPicture Natural World Photography Competition
いくつか見てみましょう。
この作品が
今年の最高賞を受賞しました
スコットランドの猛吹雪の中に丸まるノウサギ。
英国の在来ウサギ種は、
現在
狩猟や生息地の喪失によって
個体数が減少しています。
か弱く見えて、
人間では絶対に生き残れないような過酷な環境で
生きています。
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この写真は、唯一人が写っている入賞作品です。
ケニヤのサンブル族の人とキリンの交流を撮影しています。
サンブル族は
ゾウやキリンなどの密猟によって
自分たちの生活の糧である家畜たちが
同時に苦しんでいることを見抜きました。
ゾウなどの野生動物は、
草原をいつも新鮮な状態に保つ役割をしていたのです。
そこでサンブル族では
野生動物の保護に力を入れています。
すべての生き物を愛することが、すべての存在に有益であることを
実践して示しています。
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チータとインパラです。
どちらもすごい運動能力を持っています。
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毎年雨季になると、
ボツワナのオカバンゴ川の水が豊富になると、
さまざまな野生生物が水辺に集まります。
ところが
2019年は深刻な干ばつになり、
野生動物たちは
水を求めて生き残りの戦いとなりました。
生きていくのに水が必須のカバたちは、
残された泥に集まっています。
今後、
このような干ばつはひどくなると予想されています。
無事に生き残っていくことが出来るのでしょうか。
極寒の氷山漂う海で
優雅に泳ぐカニクイアザラシたち。
氷山は
陸地の氷河から海へと流れ、
陸地のミネラルと栄養分を海の中へと運ぶ役割を持っています。
氷山の栄養素は、
海に入るとゆっくりと溶けていき
植物プランクトンが集まってきます。
そして
多くの生物が集まるのです。
アフリカゾウが
マラウイのカスング国立公園の屋外キッチンの中へ
鼻を伸ばして
美味しいものを探しています。
今も
アフリカゾウが殺され続け
密猟が激しい地域のゾウたちは
人に対して攻撃的になる傾向があるようです。
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一枚一枚の写真には
深い物語があります。
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Source: ひかたま(光の魂たち)
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