掲げた今年の目標は、
『行きたいところに行く。
やりたいことをする』
それは、乳がんがわかって、
「いつまで生きられるかわからない」
という思いに加え、
おととし判明した、
先天性の臼蓋形成不全がある
すでに
変形性股関節症に進行していたことで
いつまで歩けるかわからない
いつまでこの軽度の痛みのまま
いられるかわからない
だから今年は、
○これまで行きたくても
行かなかった場所に行く
○やりたいことをする
そんな目標を立てた
そして1月24日――
「流氷が接岸した」とのニュースを聞き、
早速流氷を観に...
が、この日は暖かく、
南風に押されて
流氷が沖に去っていた...
それでもしっかり
ソフトクリームはいただく
(淡いブルーの“流氷ソフト”と
ミルク味のミックス)
帰りは“メルヘンの丘”に寄り道
(右下の写真)
2月11日――
“流氷リベンジ”
コロナ明けの流氷観光は、
インバウンドで韓国のかたや
中国のひとたちでいっぱい
それでも見事な雪原を観ることができた
こんなにきれいな景色、
いつ以来だろう...
オホーツク海だけの
素晴らしい光景だ
が、この流氷も
地球温暖化により減っているそう
この美しい景色も
観られなくなるのだろうか...
その帰り道
“キャンドルナイト”に立ち寄る
バケツにひとつひとつ水を張り
つくられるアイスキャンドル
極寒の地ならでは
この労力に感謝である
2月22日――
美幌峠へ
昔、何度も来たことはあるが、
数年前に
道の駅が新しくなってからは初めて
(2段目、3段目の写真は道の駅の中)
下界は晴れていたのだが、
山を登るほどに天候が怪しくなってゆく
頂上に着くと、見事に吹雪である
お蔭で観光客も少なく...
が、やはり中国の観光客がちらほら
「せっかく来たのに...」
と、半ば諦めるも、
あげいもを頬張り、
熱いコーヒーをすすりながら、
祈るように暫し待つ
(写真、右下)
願いが届いたかどうかは定かではないが、
(たぶん、違う)
白い雲がすーっと流れるように
晴れ間が現れてくる...
そしてようやく観えた景色は
凍えた摩周湖
(左上の一番大きい写真)
この景色が観えれば大満足である
が、実はこの景色を観るためには、
少しだけ過酷な道を歩かねばならず...
(右上の2つの写真)
「私の今のこの足で歩けるだろうか...」
と、実は行く前から気がかりだった
が、ここまで来たら
登らないわけにはいかない
寒風吹きすさぶ中、
岩場の足元を気にしながら
この景色を目に焼きつけるのだった
2月23日――
水族館へ
ここは道の駅と併設された、
淡水水族館
2段目左の写真が、
高さ約20mもあるからくり鳩時計
(1時間おきに鳩が出、
妖精たちが音楽を奏でる)
この町の特産品、
“白花豆”を使ったソフトクリームが旨かった...
(やっぱりソフトクリームは外せない)
そうこうしているうちに、
またこの日も吹雪に見舞われ...
さっさと退散である
4月13日――
誕生日のディナーを
予約していただいていた
ちょっとリッチなコース料理
ありがたすぎるほど
ありがたい...
病気をしているからこそ、
余計にその温もりが心に刺さる
“感謝”という言葉では
足りない想いだ
――つづく
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Source: りかこの乳がん体験記
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