昨日、書いたように、不安=急変✕医療依存度であるのだが、
実際にそうなのか、もう一度考えてみた。
そして、不安が強いとどうなるか、考えてみた。
『医療依存度』に関して。
輸血を必要以上に続けている患者さんは、不安が強い、のか?
化学療法を必要以上に続けている患者さんは、不安が強い、のか?
人工呼吸・人工栄養・人工透析を必要以上に続けている患者さんは、不安が強い、のか?
入院期間が必要以上に長い患者さんは、不安が強い、のか?
答えは、YESだ。
逆に言うと、必要以上に、それぞれの行為に、こだわってしまっている、、、、
次に、
『急変』に関して。
急変を繰り返される方は、不安が強い、のか?
急変の予防的対策を取っていない方は、不安が強い、のか?
緊急急変対応をちゃんとする訪問看護師さんがいない方は、不安が強い、のか?
かかりつけ医やザイタク医がいない方は、不安が強い、のか?
答えは、YESだ。
緊急の変化を繰り返し、適切に対応できていない場合、
入院医療へのこだわりが強くなっていく傾向にある。
では、この『不安』
放置すると、どうなるか?
私見だが、
これらの『不安』が強くなると、『尊厳死・平穏死』が、できにくい。
不安⇧ ⇔ 尊厳死・平穏死⇩
と、考えている。
この思考の繰り返し、もう少し続けたい。
みなさま、お付き合いください。
今日も、この『不安』との戦い、
いや、調整に追われた一日だった。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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