昨日の夕方に、夕立がありました。かなり激しい雨になっていたのですが、船場センタービルに座っていると、
「えらい雨やなあ」
「なんでこんなに降るんやろ」
という方が、地下から地下鉄に乗ることができる道へと殺到してきます。
しかし、それは梅雨だから当然のことだと思いますよ。しかも、そのうち3割程度は傘を持たずに出勤
しているようです。コロナと豪雨の2正面作戦をとらないと、雨に濡れてコロナに侵食されるという目に
合うかもしれません。
(もっとも、カサを持っていても、相談室まででびしょびしょになりましたが・・・・)
お問い合わせの中に、「新型うつが改善しにくいといいますが、うつ病はカンタンなんでしょうか」
というご質問がありました。ちょうどいい機会なので、説明しておきましょう。
次の図をご覧ください。
これは、新型うつと通常のうつ病の関係を図示したものですが、カンタンにいうと、うつ病は「緑」の部分で、
新型うつは「赤」+「緑」という関係になります。
どういうことか詳しく説明すると、うつになった原因、たとえば職場でのいじめやパワハラ・セクハラ・シカト・
仕事上の失敗・事業不振・大腸がん・脳腫瘍等の病気・・・など数えきれないほどの要素があります。
ところが、前回まで説明した「メタ認知」がある方は、たとえば「妻のため、子供のために頑張ろう!」とか
「今倒産させれば、何とか生活していくだけのものは残ろ」などと自力更生できる場合もあって、カウンセリングを
受けた時にも、自分なりの解決策を発見しやすいのです。もちろん、簡単ではありません。
ところが、新型うつの場合は、「私がこんなに苦しんでいるのに、夫は何もしてくれない」と全体から見た自分
ではなく、自分から見た全体という視点を取りがちになります。
前回まで述べてきた不思議な現象は、この「赤」の部分に発生するのです。冒頭の例でいうと、「マスクと傘」
を準備する必要があるということです。
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本編にも書いてありますが、「なぜ、自分がコミュ障なのか」は多くの方が ご存じありません。
まるで羅針盤のない暗闇の海を、向かう先も見えないまま漂って いるのと同じです。また、
新型うつになりやすいのも、コミュ障の方に共通しています。
*本ブログをお読みいただいた方で、「コミュニケーション」「うつ・新型うつ」どちらかに興味を
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Source: 週刊山手心理相談室
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