【いつかまたやるかも…】で捨てられない時は？

おはようございます。

HSP片付けブロガーのナナコです。

ここ最近、イラストを

ちょっぴし再開しています。

私は小さい頃から

図工や美術が好きでした。

でも、学生を卒業してからは

めっきり絵から離れてしまい

ミニマリストになってからは

画材一式もろともさよならしてしまいました。

もう10年くらい

まともに描かなくなったからです。

色鉛筆も、絵具も

雲型定規も、ミリペンも

インクも、紙も、ぜ〜んぶ。

もうやらないと思っていたし

その程度だと感じていたからです。

よく趣味系のグッズは

「いつかまたやるかもしれないから捨てられない」

と、ご相談をいただきます。

そんな時はどうすれば良いか？

今日は私の経験を書きたいと思います。

結論から言うと

数年触れていないのなら

一旦捨ててみよう、です。

なぜなら

その方が前へ進めるからです。

それでは解説します。

またやるかも？の正体

私は相当マニアックに

様々な画材を揃えていました。

小学生の頃

アニメイトへ行っては

漫画の描き方ブックを購入し

ふんふん、漫画って、

つけペンで描くんだ！！と

鼻息荒く興奮し

スクリーントーンやカラーペン

インクや背景資料集

色々集めては絵に没頭していました。

ですが、高校、中学に上がるに連れて

だんだん熱が覚めてしまい

成人してからはめっきり描かなくなってしまいました。

それでも、過去に描いた作品や

その時に使っていた画材を

手放す気にはなれず…

そのうち、

押入れの肥しと化していきました。汗

見て見ぬ振り〜…の日々

いつか、再燃するかも、と

あの頃、あんなに本気だったんだから！と

私もその気になればいつでもできるのよ、と

あーでもないこーでもないと

言い逃れを続けていました。

でも、片付けのヘンタイとなってから

ある時はたと気づいたのですよね。

あ、私は

過去の栄光に

しがみついているだけだ、と。

ガーン

やればできる→でもやってない

本気だったんだから→でももうやってない

その気になれば→だから、その気になってない

あれ？もう賞味期限切れてるやん( ；∀；)

ここにしがみ付いている限り

前へは進めない

そう思って手放すことにしました。

そうしたら、とてもスッキリしました。

いつかやるかも…が

結局自分を不自由にしていました。

またやるかも？の正体は

過去頑張っていた自分とさよならすることが

いたたまれなかっただけ。

それが足かせになり

同じところを

ぐるぐるする原因になっていました。

離れてみてわかること

いつかやるかも…の呪い（←自分で架けた）から解き放たれて

とても楽になりました。

いつかやるかも…は

いつかやらなきゃと紙一重。

これが結構地味に負担になるんです。(^^;

毎日、毎月、1年、2年…

積み重なるほど重たくなって

その場から動けなくなります。

それがココにあることで

心がウキっとしないなら

キラン♡萌え〜♡ってならないなら

残念ながら、もうとっくに

賞味期限切れです。

そんな時は

一旦素直に離れてみたらOKです。

無理においておいても

具合がよろしくありません。

以前も話ましたが

賞味期限切れのフルーツが部屋にずっとあったら

気分が萎えますよね。

そう言うことなんです。

腐らせてしまったことは

心からごめんなさいをして。

でも、

過去にとても素晴らしい時間を

過ごさせてもらえたことに

深く感謝して、一旦お別れすればOKです。

ありがとう、一歩前へ進むためにお別れするね。

また、違う何かに生まれ変わって

逢いにきてね。と。

私はそうやって

画材たちとお別れしました。

もう一度トライすれば良い

さよならした時に

静かに熱く思ったことがあります。

それは

もう一度画材を購入する時は

リスタートする時

きっとその時は

また新しい気持ちで

絵と向き合えるだろう

そんな希望が見えました。

その瞬間

過去から抜け出せない自分を卒業し

清々しい気持ちでいっぱいになりました。

成長したらまた

再会しようね、そんな感じです。

そして。

画材を手放してかれこれ5、６年以上？

（もはやあやふやで、ごめんなすってw）

という月日が流れ…。

この年月の間には

片付け神が降臨し

瞑想、ノート、などなどで

自己対話を続けてきました

そうして

どんどん自分の玉ねぎの皮が

剥けに、剥けに続け

本音、願い、望み、夢が

あれよ、あれよ、とあらわになり

そうこうしているうちに

子どもの頃に夢中だった

図画工作・美術の時間や記憶に

今の自分のエネルギーが

ピタっと共鳴したんですよね。

錆び付いて

動かなかったコンパスが

息を吹き返したような

命の風が吹いたんです。

リスタートしてみよう

そう思った瞬間が

また訪れたのでした。

おわりに

またやるかもしれないのに

再度購入するのはもったいない

だから捨てられない

私はこの考え方を好みません。

もしも

またいつかやるのなら

その時に改めて向き合えば良いんです。

新しい自分になってから。

手放すと

その覚悟ができます。

未練や執着へのさよならと

成長することへの決意です。

私は「もったいない」と

ぐじぐじ悩んでいる時間が

もったいないと思います。

だって、悩んでいるなら

それがもう答えだからです。

自分は前へ進みたい

まずはその気持ちを叶えてあげる

その先で

また再会できたらそれは運命。

だから、

たった今、一歩を踏み出すんです。

ご縁があれば

別れてもまた再会します。

人のご縁と一緒ですね。

この世界は

そういう風にできているのでしょう。

そして、もうひとつ

大切にしたいことがあります。

何かに再会して、リスタートしても

やっぱり違った…

そう感じたら、その時も潔く在ることです。

やるだけやってみた

向き合ってみた、でも違った

その時の引き際を見誤らないこと

もう一度やるって決めたのに…

道具も買ったのに…罪悪感…

となっても、自分に嘘をついてまで

続けてしまうと、これまたポイズンなので。

ここについても、

自己対話力を日々

磨く必要がありますね。

私は最近

イラストと再会し、再開しました。

あの頃の

【時間の無い時間】

…時間という概念を忘れて没頭する感じ

あの感覚に

人生のヒントがあるように

感じてならないからです。

コンパスが動き出した感がありますが

愉しみながら

流れに身を任せてみようと思っています。

片付け・瞑想・ノート・自己対話

これらの積み重ね、からの

片付けレベル２！！

こうなってくると

本当に面白いですね。＾＾