“乳がん”という病をどう捉えるか...。

『早期なら完治も可能』

そう言われるようになった“乳がん”

5年生存率も10年生存率も延びてきた

「そっか。乳がんは治るんだ...」

と、思える時がある

手術・治療から年月が経てば、
治ったような錯覚に陥ることもある

が、仲間の再発や、
「23年後に再発をした」という話を聞いたとき、

そして、
「非浸潤がんでも再発した」というあり得ない話、

また、哀しい現実を目の当たりにしたとき、

「がんは、やっぱり侮れない」

と、その脅威を思い知らされるのだ

それは、術後療法のあとの検査で、

「身体の中にがんは見当たりません」

そう言われた母が転移し、亡くなったこともそうである

私のがん細胞もそのひとつ

化学療法も放射線治療も効果がない、
稀ながん細胞

しかも、左の乳房に複数(3つ自覚)存在していたがん

が、受けた手術は、“温存”

おそらく通常であれば、“全摘”がセオリーだろう

幸い、私の“珍しいがん細胞”は進行が遅い

だから今もこうして生きていられるのだろう

が、それは、
“再発も遅い”ということを意味している

完治は20年どころか、もっと先なのかもしれない

完治したような感覚...

が、

「まだ先に、再発があるかもしれない」と、
思う瞬間...

果たして“がん”は。
簡単に「治る」と言ってもいいのだろうか

それとも、
「侮れない病」と捉えるべきなのか...

時々、“完治”と、

“がんはそんなに簡単じゃない”という狭間で
揺れるのだ――

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Source: りかこの乳がん体験記

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