現代の投資では無数に入ってくる情報をあえて絞りこむ勇気も必要

内科医

おはようございます。

一昔前までは、投資に関する有益な情報を手に入れるということ自体が難しい時代でした。

最近では、投資に関する書籍も優れたものが数多く出回るようになりましたし、個人の発信するブログでもその内容・質ともに非常に高いものが増えてきています。

それ自体は大変喜ばしいことなのですが、一個人レベルで得られる情報の量が爆発的に増加しており、人によっては情報の取捨選択がうまくできず、かえって判断に悩むケースも多いようです。

情報の海で溺れないよう、あえて自分の中に入ってくる情報を絞り込む勇気も必要だと思います。

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現代の投資では無数に入ってくる情報をあえて絞り込む勇気も必要

インターネット全盛期を迎え、ブログやSNS(Twitter、Facebook、Instagram)を通じて、いくらでも情報を手に入れることが可能となりました。

一方で、インターネット上を流れる情報というのは玉石混淆ですので、なんでも鵜呑みにすればよいと言うわけではありません。

 

一昔前までは新しい情報を得ようとしたら、まずは図書館に行って本を読んで、在庫のない本があったら遠方から数日かけて取り寄せて・・・というのが常識だったわけです。

また、それ以前の時代においては、個人が情報に自由にアクセスすることすら許されず、情報は一部の特権階級のみが入手することができるものでした。

それが今では、Googleの検索エンジンで調べたいキーワードを入力して検索ボタンを押すだけで、世の中の大半のことが解決可能となりました。

人類の歴史において前例のない素晴らしい時代を生きているのは間違いありませんが、人類史上初めて、無数の情報といかにうまく付き合っていくかというスキルが求められる時代とも言えそうです。

 

情報の海で溺れないように注意したい

インターネットを巡る情報の中でも、お金に関する情報というのは質の差が大きい分野だと思います。

自らのお金儲けを目的としたサイトも数多く存在しますので、そういったサイトを見抜く目が必要です。

また、純粋に善意で書かれた内容であっても、Aというサイトでは◯◯が最適と書かれているにもかかわらず、Bというサイトでは△△がベスト、Cというサイトでは☓☓がベストと主張していることなど日常茶飯事です。

インターネットの情報を解釈する際には、その情報の発信者の社会的な立場、信頼性をよく見極める必要があります。

また、お金に関する情報に関しては、すぐに鵜呑みにするのではなくその情報を自らに適応することの妥当性についてよく検討すべきかと考えます。

 

様々な投資手法を勉強するのはよいが、自らの戦略の軸は決めよう

投資には人それぞれのスタイルがあり、各人が自分にとってはこれがベストと確信した手法を実践しています。

金額の多寡はともあれ、実際に自分のお金を賭けるわけですから、本気で考えない人はいないはずです。

 

情報が少なすぎれば適切な判断が不可能ですので問題ですが、逆に情報が多すぎて情報の海の中で溺れてしまうのも同じくらい問題です。

様々な投資ブログを読んで、世の中に様々な投資戦略があることを学ぶのは良いことですが、実際に自分が取れる戦略はただ一つです。

投資においては、ある時期に優れたリターンを示した手法Aが、別の時期には低リターンとなることはよくあります。

「◯◯さんのブログの手法Aは近年素晴らしいリターンなので、私もそのまま真似してみよう」

というのは大変危険です。

あなたがその情報にたどり着いた時には、その情報は旬を過ぎている可能性が高いからです。

 

自分の投資スタイルを深める情報だけに絞り込むのも一手

投資を始めたばかりで、自分なりのスタイルが確立していない時期に様々な情報に触れると、どれが自分にとって真に有益な情報か見極めることが難しいです。

投資を始めてしばらくのうちは、自分の投資スタイルをより深められる情報だけに絞り込むのも一手だと思います。  

ぶれずにしばらくの期間やり切ることで、その手法に関する知識と経験が蓄積されるからです。

一つの手法をある程度の期間実践し続け、知識と経験を積んだ後に改めて他の投資手法に触れると、自分の投資法の優れている点、足りない点がより見えてくると思います。

 

まとめ

投資を始めたばかりの頃は、ネット上にあふれかえる様々な情報に翻弄されてしまうことがあるかと思います。

自分の投資スタイルをより深められる情報だけに絞り込み、まずは1つの手法を実践し続けて知識や経験を深める期間を持つことも重要です。

 

 

こんな記事も書いています。

投資の勉強をする時はブログのみに頼るのではなく、必ず書籍も利用しましょう。情報の網羅性と検閲性において書籍は優れます。

www.churio807.com

 

投資の最適解を示すことはできませんが、コストを極限まで削ることは重要です。

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投資の世界は%で動きますので、タネ銭の大きさがモノを言うというのは真実だと思います。 

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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