「親より子どもが先に死ぬのは親不孝だ」――
昔からそう言われている
本当にそうなのだろうか...
たとえば、
「あんたなんか、産まなきゃよかった」
そう言われた人間は、
「私は、望まれて生まれたのではない」
と、感じる
「いない方が、親にとっていいことなんだ」
そんな思いを抱きながら生きていくことになる
そんな人間ががんになり、
がん発覚時、“ステージ 4”と診断を受ける
「これで親より先に死ねる。
これで最大の親孝行ができる」
そう思う
が、ほぼ同時期に、母にもがんがわかる
がんは手術、治療をしても“治る”という病ではない
その後の“再発”が不安だ
そして、子は、再発を望んだ
それは、
「再発をして、お母さんの悪いもの、
全部あの世に持っていく」
そう思っていたからだ
が、数年後、再発したのは子ではなく母だった
そして、母は死んだ
子は、親より先には死ねなかった...
もし、私が母より先に死んだら...
その時、母は、
私のために涙を流してくれたのだろうか
私のために、泣いてくれただろうか...
そんなことを未だに思う
そんな母は、もういないが――
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Source: りかこの乳がん体験記
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