今なら、どう感じるだろう... ~『はなちゃんのみそ汁』~

その他

4年前に観た映画

『はなちゃんのみそ汁』――

2020/09/28 『はなちゃんのみそ汁』

実は、この映画を観る1年ほど前まで、
私はこの話を知らなかった

“無料鑑賞券”に当選したものの、
観るのが少し怖い気もした

が、映画は意外とコメディタッチ

もっとじっとりと重いものかと思いいていたが、
初っ端から気持ちが軽くなった

乳がんになった主人公の父親が口にした、

「病気は何もかも奪うけん」

その言葉が重く心に響いた

そう...

病はたくさんのものを奪ってゆく――

つらい抗がん剤治療の中で、
彼女の心は揺れ動く

「こんなつらい思いをするくらいなら、
 死んだ方がマシ」

が、副作用が軽くなってくると、

「生きて生きて、生きてやる」

そのとき、

「治療のつらさに“死”を考えるのは、
 私だけじゃないんだ...」

と、安堵したのを覚えている

この映画は、色々な立場の人が、
様々な観点から考えさせられるだろう

私は乳がん

だから、“乳がん患者”としてみてしまう

が、親、夫、まだ幼い子ども...

それぞれが抱える思いを感じることができる

ここのところ続いている著名な方たちの死

“自ら命を絶つ”という連鎖に、
なんだか突然、

『はなちゃんのみそ汁』が観たくなった

“命”を感じたくなった

4年前と、今と...

少し、その見方が変わるだろうか――

  ただ、強く思うことは、

  「“がん”は、
   きちんと医療の力を借りて治療をすべき」

  ...ということだ

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Source: りかこの乳がん体験記

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