もうあっという間に秋真っ盛りです。
毎年10月は
移動性移動性高気圧が張り出して、
晴れた日が多くなります。
さらに空気の透明度があがり、空が澄んで見えるようになります。
真冬のようには寒くないし、
ゆっくりと星空を見るには
よい季節です。
10月の星空ガイドです。
10月のイベントは、
10月1日 中秋の名月
10月1日 中秋の名月
中秋の名月は、
太陰太陽暦の8月15日の夜の月のことをいいます。
今年は
10月1日が中秋の名月で、
その翌日の10月2日が満月になります。
昨年もそうでしたが、
2020年まで7年連続で、
満月ではない中秋の名月が続きます。
ちなみに中秋の名月は9月というイメージが大きいのですが、
2020年は10月になります。
この日にお月様を愛でることは、
農作物の豊作を祈る儀式が始まりともいわれています。
10月2日 小さな満月
月は地球からの距離によって
大きさも輝度もかなり変化します。
この日は、今年一番小さな満月となります。
月の右上に、火星が見えます。
火星は、
ちょうど10月6日に地球と最接近するために
赤くて明るい星として見えます。
10月8日 りゅう座流星群
この流星群は
母彗星ジャコビニ・ジンナー彗星が回帰した時だけに
活発に活動することが知られています。
ゆっくりと流れる流星です。
過去には大出現した記録も残されています。
1933年には
1時間あたり最高12,000個に達したと言われています。
今年の極大時刻は
10月8日の21時頃になります。
ちょうど月が昇り始める直前くらいの時間です。
10月21~22日 オリオン座流星群
秋のメインイベント、オリオン座流星群です。
今年は、
極大が前日10月21日の14時頃になります。
流星群がよく見えるかどうかは月明かりに左右されますが、
22日0時の月齢は4.8です
しかも
空が完全に暗くなる21時ころまでには沈みます。
そのため流星群の観察条件としてはとても良いです。
1時間当たり20個以上が期待できます。
是非、大好きな人と見たい流星群ですね。
10月29日 月と火星が並ぶ
10月3日と同様に、
10月29日にも
月と火星が並びます。
月は
第二の名月とも言われる美しい十三夜月(栗名月)です。
ちょっと欠けた月が
わびさびを感じるのですね。
10月の空といえば
「October Sky」(10月の空)という映画がありました。
邦題は、「遠い空の向こうに」です。
1957年10月
ソ連が打ち上げた人類初の人工衛星を見た米国の小さな炭坑の田舎町の高校生4人が、
ロケット作りに挑戦した実話を元に映画化されています。
元NASAのエンジニアの実話に基づいた回顧録です。
ロケット作りを通して、
古い田舎町に特有の多くの困難を経験しながらも
成長していく過程を描いた映画です。
夢は見るだけでなく
どんな困難があろうとも
それに向かって実践していくこと。
そんな大切なメッセージが全編に込められています。
この映画の本当の題名は、ROCKET BOYS(ロケット ボーイズ)
OCTOBER SKY は、スベルを入れ替えると
ROCKET BOYS
になるのです。
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Source: ひかたま(光の魂たち)
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