澤村拓一が見せる投球術の「悪い顔」。元巨人コーチが語る移籍後の変化澤村が巨人に入団した2011年、ちょうど私は巨人の投手コーチをしていましたが、彼についてとくに印象に残っているのが横滑りのスライダーです。スピードもありますし、とにかくキレがすばらしかった。そのスライダーと150キロを超すストレートを武器に11勝(11敗)をマークして新人王を獲得しました。
ただ、その数字が示すとおり”いい顔”もある一方で、”悪い顔”をのぞかせるのが澤村というピッチャーの特徴でした。とはいえ、投手としての才能は一級品。これからピッチング、配球を覚えていけばすごい投手になるんじゃないかという予感はありました。
ところが、彼はなぜか野球選手としてではなく、ボディビルダーのようなマッチョを目指して、筋肉をつけたんです。その結果、肩の可動域が狭くなり、スライダーの曲がりが悪くなってしまったんです。
そんな弊害が起きたのは2年目。そこから澤村のピッチングはワンパターンになってしまいました。
要するに、力に頼るだけ、ストレートに頼るだけのピッチングになってしまった。変化球とのコンビネーションで打ち取るのではなく、とにかく力でねじ伏せてやろうと。首を振ったらほぼストレートでした。
そのなかで、とくにヤクルトに多かったのですが、空振りしない打者に対して粘り負けしてしまう。空振りが取れる球種、配球がなく、制球力もあるわけではないので、結局粘られて四球を出す。いわゆる自滅することが多くなっていったと思います。
そういう状況が続きましたが、今年はスプリットがすごくいい。その成果がいま、ロッテに移籍して出ていると思います。
澤村拓一が見せる投球術の「悪い顔」。元巨人コーチが語る移籍後の変化◆巨人愛を貫いた男たちの波乱万丈>>9月7日、香月一也との電撃トレードで巨人からロッテに移籍した澤村拓一。ここ数年、思うようなピッチングができずに苦しんでいた澤村だったが、ロッテ移籍後はこれまでの鬱憤を晴らすかのように、圧倒的なパフォー…
肉体改造は間違えると身体の柔軟性を無くす。
巨人移籍の清原氏がケビン山崎氏の肉体改造で体重を増やし、、
結果、膝が耐え切れずに潰れた。
野球選手として肉体改造したのではなく、、
筋肉を増やしたのが間違いです。
同じことは、、
俳優の高橋克典氏がケビン氏のジムで肉体改造したことにもあります。
その後のボクシングドラマの撮影で、、
ヨネクラジムのトレーナーが、、
「いい体だけどボクシングの体じゃない」と呟いたことで、、、
高橋克典氏はヨネクラボクシングジムに通うようになる。
ボクサーらしく見せる、
ボクシングやっていた人に「ボクサーの体だね」と思ってもらう体に作り替えるトレーニングを積んだ。
ケビン山崎氏のジムで筋肉をつけていたにもかかわらず、、
縄跳び三分がキツくてへばってしまったと、、、
つまり、使えない筋肉が憑いていた。
ピンポイントで筋肉を鍛えるウエートトレーニングは、、
全体の連動性を求めるスポーツ向きではない。
ある意味「鑑賞用の筋肉」です。
ある程度のウエイトトレーニングはあっても、、
スポーツの負荷をかけていくトレーニングが大事だというです。
スポーツされている方は、その辺りも考えてトレーニングメニューを再考しましょう。
栄養論やスポーツ理論は毎年のように変わります。
再考は常に行うコトです。
取り敢えずこの辺で。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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