死を選ぶなら、俺は、点滴しながら死ぬ方より、仲良しの嫁さんの顔見て死ぬ方を選ぶわ。

医療機関

ワシな、気性が激しいからな、

こんな風に頑固にしか、できひんけどな、

ほんま、今日が一番の日になったわ。

帰れて、好きな嫁さんの顔、ずっと、みてられる。

ほんま最高な一日になったわ。

二人して顔をしわしわにしながら、

ヤットコさの愛する我が家への帰宅を、

泣いて、笑って、喜びあわれた。

お昼前に地域連携室から連絡があった。

「今日お家に帰ります、絶対に」

それでも、おやつの時間には、

酸素もザイタク医も、もちろん、訪問看護師も、それに、

仲良しの奥さんが入れてくれたインスタントコーヒーも、

全部全部用意が整って、

実母の看取りの昔話から、ご自身の看取りのことまで、

しっかりと、考えを話された。

入れてもらったインスタントコーヒーを、

すする少しのタイミングもないまま、

ずーっとずーっと、家に帰り着いた喜びを、

唾を飛ばす勢いで、話され続けた。

もちろん、コロナマスクで、こちらは、防御していたが、、、、、

 

言葉は次から次へと、途切れることなく爆発され、

こちらも、またもや、熱が入った。

まさに、『お家に帰るぞ!』のパッションを、

めちゃくちゃ感じた1時間となった。

 

 

今日も素敵な出逢いに感謝です。

病院の皆さん、メッチャ素早い動きでした。

コレもひとえに連携室のチームワークのおかげです。

本当にありがとうございました。

あとは、僕たちにお任せください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」

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