“けんぞうさん”が亡くなっていた
死因は、“新型コロナウイルス”
若い頃から、身近にあったブランドだった
このペアのカップも、昔、いただいたもの
ブログにも何度か登場している
乳がんになって、感じた“死”
「いつ、どうなるかわからない」
「いつまで生きられるかわからない」
「手術をしても、
無事に病院から帰ってこられるかわからない」
と、がん告知後、少し身の周りの整理をはじめた
そう、“少し”
がん告知を受けたばかり
まだがんを受け入れられず、
本気で片付ける気力はなかった
そして母が亡くなり、父も年老いてゆく
私自身も年齢を重ねてゆたび
近づいてくる“死”の現実に、
多くのことを考えさせられるのだ
今は昔と違い、“死の話”はタブーではなくなった
“終活”なんて話も
世間では抵抗なくできるようになった
“終活”という言葉は、
本当は好きではないのだが．．．
ひとは、いつどうなるかわからない――
今回の“新型コロナウイルス”、
そして、何かしらの事故
もしかしたら、誰かに刺されるかもしれない
物騒な話だが．．．
“エンディングノート”を書きながら感じたのは、
「これは死の準備ではなく、生活の整理だ」
．．．ということ
今はデジタルなものもあふれている
クレジットカード会社や銀行．．．
“終活”や“エンディングノート”、“遺言”と聞くと、
なんとなくいいイメージが湧かないものだ
が、“生活の整理”と思えば、気持ちも違ってくる
とりあえず、私は子どももいない
身の回りのことは、きれいにしておかなければね
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Source: りかこの乳がん体験記
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