こんにちは。
HSP片付けブロガーのナナコです。
今日はこのようなメッセージを頂いたので
お答えします。
✔ こちらです。
はじめまして。
限界がわからない、の動画をみさせてもらいました。
HSP、エンパスの私がずっと悩んでた働き方について
きけて良かったです。
人と深くかかわるのがしんどくて
9〜16時間勤務で2箇所掛け持ちで
2週間ずつ働いてますが、しんどくて。
やることも日にバラバラだったり。
nanacoさんのように半日の週4くらいにして
1箇所で働くほうが楽なのかな?と思いつつ
行動に移せずにいます。
nanacoさんは、掛け持ちのご経験はありますか?
✔ ちなみにその動画はこちらです。
【限界がわからない】120%のパワーを出してしまう。
みなさんの、あるあるをインスタライブで共有しました。
ということで、今日は
こちらをお届けします。
結論から言うと
① 掛け持ちは消耗するだけ
② しんどいならキャパを見直す
③ まず環境を変えてみ
この3つです。
と言うのも、私にも掛け持ちの経験があります。
そこも踏まえて、解説して行きます。
ちょっと厳しい意見もあるかもですが
それだけではなく、HSPとしての大切な考え方もお伝えします。
疲れやすい、キャパオーバーしてしまう
働き方に悩むHSPさんに届いたら幸いです。
それでははじめます。
*私はコンビニの仕事とは別に、個人事業をしていますがこれは掛け持ちとは言いません
今回はあくまで、2か所以上の会社で 雇用される働き方 を指しています。
*ちなみに私はエンパスではないので、この分野に関して今回は触れません。
エンパスは「共感性が高い」と言うことだけでは
説明がつかないようなことがリアルにあるようです。
例えば
・ 膝を擦りむいた人が目の前に現れたら、自分の膝にも全く同じ痛みが走る
・ 半径○メートルの人の感情が突然流れ込んできて、混乱する
・ 相手の思っていることを何となく、ではなく完璧に当ててしまう
などです。
私の個人的な見解ではありますが
HSPの仕事の掛け持ちはおすすめしません。
なぜなら、疲れるからです。
私には掛け持ちの経験が、2回あります。
① スーパーで4時間と、福祉関係の非常勤
② スーパーで4時間と、コンビニで5時間
どちらの組み合わせも、フルタイムを避け
なるべく、はしご勤務にならないようにしていましたが
正直、とにかく疲れました。
*はしご勤務…片方の勤務が終わった後、もう一つの職場で働く。合計8時間以上勤務になる。
理由
・ ダブルブッキングしていないか?ドキドキする
・ はしご勤務になることもあり、消耗
・ いつまでこれ続けるのかな?と気分が沈む
たとえば、掛け持ちにしても
「週1〜2回、あるいは月数回しか出勤しないよ」
という場合なら良いかも知れませんが
コンスタントにお勤めすることを考えると
自分でスケジュールを把握するだけでも、なかなか大変です。
私は「勤務先に迷惑を掛けないように…」と
予定に注意を払うことに、日々消耗しました。
何度も手帳を確認して、大丈夫でもドキドキするんですよね。
1つの仕事になれた頃、もう1つの仕事を始めたので
同時に新しい仕事を覚える、ということはありませんでが
それでも、あっちこっちスイッチを切り替えるのもエネルギーが要ります。
掛け持ちって
○職場が別なら、気分転換になりそう
○人間関係が、ライトで良さそう
という、イメージもあるかもですが
それは気力・体力に余裕がある時にできることだと
思っておいたほうがいいです。
結局、掛け持ちは、管理するモノが増えてしまうのです。
・それぞれのシフト
・自分の予定
・それぞれの人間関係
・それぞれの仕事のやり方
管理するモノが多いと
それだけで疲れてしまいます。片付けと一緒ですね。
✔ 結局余裕がない状態だと
このようなことも起こります。
◯疲れながらもう一つの職場へ行く
→ちょっと苦手な人にイヤなことを言われた
→深く関わることはない人だけど、疲れていて余計に凹む
○疲れながらもう一つの職場へ行く
→いつもならしないようなミスをする
→疲れていて…は言い訳。掛け持ちしているのは自分の責任
ちょっと厳しい意見になってしまいますが
個人の掛け持ちは、職場には関係のないことです。
情報量が多い(ここで言うのは勤務先が複数)と
HSPさんは混乱します。
仕事をしていない時でも
勤務のことが常に頭にある人は少なくないでしょう。
しかもそれが2カ所となると
おやすみの日も頭が忙しく、心が休まりづらいです。
よっぽど
・どちらも大好きな職場です!
・掛け持ちが充実しています!
なら良いのですが
現に相談者さんも「しんどい」と仰っているので
掛け持ちにはかなりエネルギーを使うことを念頭に置いておきましょう。
基本的に、HSPの掛け持ちは消耗します。
気力・体力がみなぎりMAX!ここで働かせてくださいっ!でない限り
おすすめはしません。
私が掛け持ちをしていた理由は
・ 短時間だけの仕事は生活費が足りないから
・ 掛け持ちし始めたもう一方の職場に、移りたいから
と言う感じで
2つ目の職場で集中して働くことが目的でした。
つまり、ずっと掛け持ちをするつもりはなかったのです。
それでも、短期間の間の掛け持ちはしんどかったです。
私の掛け持ちは
このような流れでした。
① スーパーで4時間と、福祉関係の非常勤
→この後、福祉の仕事で常勤になりました。
ですが、早朝・夜勤、時には24時間勤務…ブラックw
不規則な上にハード過ぎて、結局つづきませんでした。
② スーパーで4時間と、コンビニで5時間
→この頃には、無理のある働きかたをしないようになってきました。
コンビニで5時間勤務とは、今現在のことです。
生活費のために!
もちろん、最低限のお金は必要ですが
そのために心と体を壊しては本末転倒です。
ですので、
私は根本的な考え方を日々見直しています。
○ お金は苦労しないと入らない
○ お勤めしないとお金にならない
○ お給料は我慢料
このような固定観念があると、働くことそのものが苦しくなります。
そうではなくて
○ 楽しい気持ちにお金はついてくる
○ 在宅でもできる仕事を始める
○ お金は自分が生み出したものへの対価
といった意識にシフトしています。
しんどい → でも生活のために働く → 掛け持ちしてでも働く → しんどい
このループから脱するためには
・ 生活のために働くという固定観念を変える
・ 心と体の元気を最優先する
・ これまで10のキャパで働いていたなら3くらいまで減らす
・ 3キャパの中で笑顔でできる精一杯をやってみる
・ 時間・心・体に余裕が生まれると、本当にやりたいことが見えてくる
・ やってみたいことに気軽にチャレンジする。すぐにやめてもOK
・ 軽くチャレンジを続けていると、自分で生み出せるモノが見つかる
ではここでちょっと質問ですが
掛け持ちをしている人のみならず
あなたは仕事に対して、どのような気持ちを抱いていますか?
○ しんどいけど、楽しいから乗り越えられそう
○ しんどいだけで、希望がない
後者なら、仕事そのものや
自分のキャパを見直したほうが良いです。
そのまま続けていても、
心身を壊してしまうことがあるからです。
生活費が心配なら、暮らし全般を見直しましょう。
無駄をとことん引き算してみるとフルタイムでなくても、生活は可能です。
【HSPがフルタイムでなくても、生きてゆける方法】 ・まずは、生活コストを下げる → ミニマリストになるのが最善 → 持ち物をすべてを見直す → 少ないモノで暮らせると気づく → 生活コストが格段に下がる 私の1ヶ月の生活費… https://t.co/AfP1swnV3F
また、山奥ニート という暮らし方もあります。
私は「生活費のために生きているわけではないのだよな〜」と
忙しくなるたびに立ち止まりキャパを見直しています。
暮らしの中の【ほっとする瞬間】を大切にしたいですよね。
メッセージに
nanacoさんのように半日の週4くらいにして
1箇所で働くほうが楽なのかな?と思いつつ
行動に移せずにいます。
とありますが、しんどいのであれば
期限を決めるなどして
環境を変えてみるのはおすすめです。
○ 片方の職場はあと1ヶ月でやめる、と決める
○ どちらも辞めて、まったく新しい環境に移る
などですね。
しんどい時は、自分で思っているよりも
案外もたなかったりします。
「あとこのくらいは頑張れそうだ」と感じていても
そこに至る前に強制終了してしまうことも考えられます。
相談者さんの状況が
・ どのくらいしんどいのか?
・ どの職場が適正なのか?
ヒアリングしていないので、わかりかねますが。
辞めてみて考えるのも全然ありです。
日本なら社会的な保証があるので
餓死はしません。
支払い義務のある各種保険料も役所の窓口で相談できますよ。
実家に帰れるならそれもひとつの手段ですね。
「責任取れるのか」と
思われる方もあるかもしれないですが。
責任はもちろん、取れません。
ですが、しんどいな、辛いな、で
そのまま同じ環境に留まっていても
状況が改善することはありません。
特に私はうつ病を経験しているので、ここは痛感しました。涙
働いても働いても消耗しかないのなら
一旦休む時期があっても良いと思います。
人生100年時代です
数ヶ月、数年、休んでも、人生全体で見たらわずかな期間ですよね。^^
そしてポイントなのですが
私なら、これから仕事をどうするか?考えるとき
心身が元気であることを
最優先事項に挙げて動きます。
1位 元気を取り戻す(休む)
2位 仕事を探す(ゆるくできる仕事)
3位 在宅でも何か始める(自然にできること)
と言った感じですね。
元気があればなんでもできる、が座右の銘です。
何度も書いてしまいますが
生活のためのお金、ではなく
生活のための仕事、ではなく
元気でいるために、どう暮らすか?が大切です。
ここを最優先に考えて
私はミニマリストの生活を基盤にしています。
ゴリゴリ働けないのなら
マイペースに仕事をします。
そのために
生活コストを下げています。
身の回りが片付くと
自分がどう働きたいのか?生きたいのか?
掴めるようになりますし
無駄が削ぎ落とされ、幸福度は上がるんですよね。
とてもおすすめですよ。
やっぱりHSP × 片付け は
最高の組み合わせだと感じています。
私も以前はフルタイムで当たり前!
そうじゃなきゃ
掛け持ちしてでも生活するんだ!
という固定観念があり
何度も強制終了になりました。汗
でも、HSPという概念に出会い
その特性を受け入れるにつれ
自分に合った働き方へ
少しずつシフトして行きました。
今現在は
・ コンビニで週4〜5勤務(1日 4〜5h)
・ 自宅でSNS発信、講座・セッション・物販(準備中)
フルタイムはせず、自分時間を活用して
個人事業を育てています。
これまでのやり方を変えるのが怖いのは
最初だけです。
でも、その勇気が私の日常を
より良くして行きました。
今の積み重ねが
未来の自分を楽にするか?が
重要ポイントだなぁと感じています。
ということで
所々、キビシめな意見もありましたが
しんどく働いて病気になるより
元気に過ごして暮らしを愉しむ
のほうが、できることが増えるし
未来が開けると思うので、書かせて頂きました。
相談者さんの毎日が
軽やかになりますように。応援しています。
✔ まとめ
【HSPの働き方】勤務時間を減らすには?【3つのポイント】Q&A
1. HSPの仕事の掛け持ちについて
個人的には、HSPの仕事の掛け持ちはおすすめしない。
複数の仕事を管理するのは消耗するから。
掛け持ちを楽しめるのは、
気力・体力がみなぎりMAXな場合だけ
2. しんどいならキャパを見直す
今の働き方が、しんどいだけで希望がないなら
心身を壊すだけ。
生活費が心配なら、暮らし全般を見直そう。
ミニマリストになることはおすすめ。
山奥ニートという方法もあり。
3. まずは環境を変えてみる
日本なら、とりあえず死なない。
疲れたら、心身の元気を取り戻そう。
生活コストを下げれば
ゴリゴリ働かなくても生きられる。
しんどく働くより、元気に過ごして暮らしを楽しもう
そのほうが未来が開ける。
最後までお読みくださり
ありがとうございました。
明日も素敵な1日になりますように。
【自己肯定感のある人生をつくる】HSPワークショップ【保存版】
ワークショップに関するお知らせ記事ではありますが
このページには、HSPさんが、自己肯定感を上げ生きやすくなるためのヒントも集約しています。
生き方・在り方に迷ったときもご活用頂ければ嬉しいです。
【片付けたい人向け】おうちパワースポットのつくり方【保存版】
・ 片付けに迷ったとき
・ モチベーションが落ちたとき
ご活用いただけるようまとめています。日頃の片付けにお役立て頂けたら幸いです。
▽秋からの講座のご案内です。
<レインボータウン スクール>
10月3日(土)
オンライン HSPワークショップ
無事に終わりました。
10月4日(日)
オンライン 片付けワークショップ
無事に終わりました。
11月中旬頃〜受付スタート
講座リリース 来年1月
HSP片付け講座(全6回・継続型 3ヶ月コース・1期生)
◯HSPと片付けを組み合わせた、より深く学べる継続講座です。
◯HSPについてもっと知りたい!本気で片付けを完了させたい!
と言うお気持ちの方、ぜひ一緒に学んでみませんか?
詳細は追ってお知らせいたします。
*詳細につきましては、もうしばらくお待ちくださいませ。
✩ポストカード制作✩
ナナコのお写ん歩がポストカードになります。
江ノ島・鎌倉・上野…
ノスタルジックな風景をあなたにお届けしたい。
私の直筆で、ポストに投函。
໒꒱ 葉書として
໒꒱ お守りとして
໒꒱ アートとして
心の風景で、あなたにそっと寄り添いたい
これからパートナーになってくださったrieさんと
丁寧に創ってゆきたいと思います。
販売開始まで、しばらくお待ちくださいね。
♡売り上げの一部は
HSPさん・HSCちゃん関連に寄付します。
♡温かい応援・協賛をありがとうございます。
ご提供メニュー
<Zoom50分セッション>
*リピーターさん専用
*新規のクライアントさんは現在受付していません。
火・水
午前10時〜10時50分
午前11時〜11時50分
2つのランキングに参加しています。
応援クリックがとても励みになっています。
いつもありがとうございます。
Source: HSP片付けブロガーの「生きづらさ」が消える片付け
コメント