肝臓癌は薬剤多様性時代 (Era of chemo-diversity) 到来

外科医

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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

進行肝臓癌に対して
新しい薬剤
テセントリクとアバスチンが
使えるようになりました

岩本内科でも
使い始めています

そして、
近々、
もう一剤、別の内服の薬も使えるようになりそうです

そうなりますと、

テセントリク+アバスチン
ネクサバール
レンビマ
スチバーガ―
サイラムザ

を含めて、
全部で6剤の薬が

進行肝臓がんで使えるようになる訳です

以前は、
肝臓がんは
全身の抗癌剤治療が無い癌の代表として
有名でした

それが今では6種類
時代は変わりました

この様にたくさんの薬剤が使える時代
化学療法多様性時代(Era of Chemo-diversity)とか
分子標的治療薬多様性時代 (Era of MTA-diversity)で
言い現わされると思いますが、

どの様に使う事が、本当の意味で患者さまのためになるか
問われる様になると思います

そして、たくさんの種類の抗癌剤が使える中で、
肝動注化学療法 New FP療法や、
肝動脈化学塞栓術、岩本内科での門脈動脈同時塞栓療法が
どの様な位置づけで、力を発揮すべきなのか
検証していかねばなりません

言い換えると、、、
たくさんの薬剤が使われていくうちに
カテーテル治療での癌ゼロのタイミングを逃してしまう可能性も増えてしまいます

より医者のセンスが問われるようになりそうです

薬剤多様性の時代の中でも、
カテーテル治療の良さを忘れずに、
最も良い治療戦略を練っていかねばなりません

と言う感じで、改めて、自分に言い聞かせてるのです (笑

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Source: ガンちゃん先生奮闘記

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