“がんは治る病気”と言うけれど...。

11月28日は私にとって、
“第二の人生”のはじまりの日

“2つめの誕生日”である

『“がん”は、
 今や治る病になりつつある』と言われる

もちろんそこには、
“早期なら”という但し書きがつく

が、それでも、「がんです」

そう言われると軽くは捉えられない

「私、死ぬの?」
「いつまで生きられるの?」

そんな思いが頭を過ぎる

...いや、その思いしかない

14年前のあの日の記憶が蘇る

がん告知を受けて、
泣きながら
冷たい風に吹かれて家まで歩いて帰ったこと...

家に着いたら
同居している両親にどう話そうか...

家が近づいてきたとき、
涙を止めようと、
必死でほかのことを考えようとしたこと...

家に着くと運よくお客さんが来ていたので、
2階にある自分の部屋に
物音を立てないよう上がったこと...

でも、いずれ居間に下りていかなければならない

必死に涙を止めようとしたけれど、
止めようとすればするほど、
熱い涙が冷え切った頬を伝った

長い一日だったな...

あんなに一日が長かったことは、
ほかにないかもしれない

がん告知を受けると、それほどの思いをする

やっぱり衝撃すぎる病だと思う

「本当に治る病気なの?」と、思う

治療もつらいし、再発もある

その先に、
“完治”という保証があれば、まだ...

現状を見てみると、
“やっぱりがんは、簡単な病気じゃない”と感じる

それは、心も身体も

簡単に治るのなら、
がん告知を受けてもこれほど衝撃は受けない

簡単に治るのなら、
“がん患者会”なんて必要はない

“がん”はやっぱり、悲しくつらい

そして、孤独な病だ

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Source: りかこの乳がん体験記

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