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みなさん
こんばんは
2代目ガンちゃん先生です
連休は
子供と虫捕りに・・
息子によると
9月、10月は
カマキリの季節だそうで
連れて行かされました (笑)
と言っても、
結局おらず、残念がっていましたが
他の種類のバッタで充分、満足していました
付き合わされて
あちこち運転したので
お疲れです (笑)
さて、今日の記事ですが・・
門脈動脈同時塞栓療法ついて
門脈動脈同時塞栓療法とは、
私の父である
初代ガンちゃん先生が
提唱した
肝臓がんのカテーテル治療です
肝動脈塞栓術という
癌の動脈から
抗癌剤と塞栓物質を投与する
治療方法がありますが、
その質を極限まで高めた治療方法と言えます
この方、
3年半前に
8cmの肝臓がんが破裂した状態で来院
緊急で
門脈動脈同時塞栓療法を行いました
その後、数回の再発はありますが、
今回の検査では
3年半経ちますが
癌はゼロ
83歳のおじいちゃんですが、
まだまだお元気
毎月、趣味の
写真撮影に勤しんでおります♪
門脈動脈同時塞栓療法では
カテーテルを出来る限り
癌の動脈だけに挿入します
癌の動脈に挿入したところで、
アンギオCTを行います
そして、抗癌剤と油の造影剤を混ぜたものを
ゆっくりと投与します
投与すると末梢の門脈の枝が見えてきますので
そこまで薬剤がたまれば、
次に塞栓物質を流し、癌の血流を完全に止めます
一般的に行われている
肝動脈塞栓術では
アンギオCTをそれぞれの腫瘍動脈で
撮影したりしません
また、
抗癌剤と油の造影剤を混ぜたものを
どこまで流すかの基準はありません
門脈動脈同時塞栓療法では、
アンギオCTを使い、
末梢の門脈まで薬剤を流します
客観的な基準があるので、
いつもその時の100点の治療結果が
望めるのです
そういう違いがあるのです
さて、明日も
治療がたくさん・・
ガンばりますか
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