肝臓がん治療の難しさ

外科医

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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

本日は、
肝臓がん治療の難しさについて・・・

肝臓がん治療において、
最も重要なのは、
肝機能を保つことです

極端なことを言えば、、

癌が肝臓の中にあっても、
肝機能が落ちなければ、
その患者さまは長生きできます

ですが、
癌の性質上、
肝臓の中で、どんどん大きくなっていきますので、

そうすると、
正常な肝臓の領域が
癌に侵されていき、
肝臓の機能が落ちてしまいます

肝機能が低下しすぎると、肝不全といって、
人間の機能を支える事ができない肝臓の状態
になってしまいます

この様なことを避けるために、
癌の治療を行う
訳ですが、

ここで、難しい点に直面します

肝臓の中の癌を治療しようと思えば、
出来る限り強く治療した方が良いに決まっています

ですが、癌の周りは正常な肝臓がありますので、
治療により、肝臓にダメージが起き、
肝臓の機能が低下してしまう危険があります

癌の治療がマイナスに働くリスクがあるという事になります

これらを防ぐために、
技術が必要で、できる限り癌だけに治療するとか、
ダメージをできる限り、減らしながら、薬の調整を行うとか
職人的な要素が出てきます

これらに加えて、
肝臓がんができるような肝臓は、
正常な肝臓では無くて、肝炎や肝硬変をもともと有している場合
が多いです

つまり、もともと肝機能が弱っている中で、
癌の治療を始めないといけない事も多々あります
こうなると、より慎重にバランスを取りながら
治療をしていく必要があります

そこには治療する側として、
繊細さも必要ですし、
時には、一歩踏み出す勇気も必要
です

また、患者さま側にも、とっても重要な事があって、

治療を受けながらも、
心が癌に侵されないことです

癌が心に入り込んでしまうと、
不安に包まれ、
食欲がおちたり、気力がそがれたり
色々な事が起きます

そうなると、うまくいく治療でも
うまくいかなくなることもあります

治療するドクターと
治療を受ける患者さまと、
一緒に、一歩ずつ進んで行かないと
うまくいかないということなのです

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記

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