聖地を爆破

その他

西オーストラリアのピルバラに
先住民ピニクラ民族の聖地である
Juukan Gorge caves (ジューカン・ゴージ洞窟)

およそ4600年前に
先住民が作った貴重な洞窟であり
オーストラリアで最も重要な考古学的遺産の一つとされているものです。

この貴重な聖地が
大手鉱山会社であるリオ・ティント 社が
お金儲けのために
貴重な遺跡と知りながら
爆破破壊しました。

rioalkhaleejtoday.com

この聖地には

推定約100億円にもなる鉄鉱脈のデータを取得するために
2020年 5月20日に
爆破を強行。

オーストラリア政府は
この件に関して調査を実施。

2020年12月9日に
「Never Again」(二度としてはいけない)というタイトルの調査結果報告書
が公開されました。

報告書には

リオ・ティント 社は
遺跡の重要性と価値を知った上で爆破破壊を強行したため

同社は
この地における活動を全面的に停止すること
ピニクラ民族に損害賠償することと。
遺跡を復元すること。

法整備として

文化遺産保護法の改正し、より厳正にすること。

などが盛り込まれています。

 

リオ・ティント 社は
最高経営責任者および幹部が辞任し、
ピニクラ民族に謝罪、
二度と同じ過失を犯さないことを表明。

日本で言えば
地下に眠る埋蔵金を探すために
法隆寺を爆破するようなものでしょうか。

大なり小なり
人の欲望によって
同じようなことが
いまだに
無数に起きています。

日本では環境大臣の有力支援者が
地元神奈川県で環境破壊をしてしまっているという話もありました。

私たちは皆
奇跡の星地球に住んでいることを
改めて自覚すべきでしょう。

お金を使う最良の方法が
人や地球のためになることだとすると

お金を得るのにも
人や地球を良くすることで得るべきです。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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