大阪 住吉大社の反橋(そりばし)が架かっている池には、そこで泳いでいる鴨が何匹も見られます。
わたくしがこちらへお参りするのは例年ほぼ年末ですので、この鴨たちの様子がひときわ寒く感ぜられ、互いに寄り添っている姿がまた可愛さひとしおです。幾つものお社をひとしきりお参りしたのちに、これらの愛らしい鴨の様子を見るのが、わたくしの楽しみの一つでもあります。
その池のほとりには、小さなお社の末社「龍社」が祀られており、御祭神は“水波野女神(みずかのめのみこと)”です。
“みずはのめのみこと”と言えば、“罔象女神”の御名で、京都の貴船神社(本宮)や、奈良の丹生川上神社(中社)の御祭神であることを、わたくし自身まっさきに思い浮かびます。
いずれの神社でも大いなる主祭神として祀られておりますが、その神が、住吉大社の末社としてお祀りされているとは、住吉大社の凄さを感じずにはいられません。
今回、水波野女神は、その字のごとく“水”にちなんで御話しくださいました。どうぞご一読くださいませ。
Rinokia
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「水は淀(よど)みなく、濁りなく ーーー
(水ならずも)生命たるもの、皆、けして流れを止めてはなりませぬ。
なおかつ水は、流れ(勢い)を得る(経る)ごとに、研がれ(研ぎ澄まされ)益々清らかなる“真髄(しんずい=真価)”を見せる(現す)ことでありましょう。
今まさに、困難の荒波に揉(も)まれる時代、暗に(=ただ単に)朽ちる(腐る)ことを示すのではありません。
むしろ、人間に元来備わる感覚(霊性・感性)がより研ぎ澄まされ、自らの命(=使命)に勘づき、一層の輝きを得ると思えば、(この時代を)また新たな目線(=視点・感覚)にて捉(とら)えることができるでしょう。
あなたがたの、真に上がりゆく(=成長する・向上する)べき今(この時代)こそ、恐れずひるまず、より伸びやかに研がれていこうではありませんか。」
以上。
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Source: 神々からのメッセージ
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