いつもは、
「風邪でもひいただろうか．．．」と思える諸症状
が、今の時代、
「“コロナ”か？」
そう思う人は、きっと少なくないはずだ――
新型コロナウイルスが日本で初めて確認されてから、
あすで1年
“コロナ”に翻弄された日々だった
あれから世界の状況はさらに悪化
未だ先が見えない
私の地域も、一昨日、3つ目のクラスター発生
今回は医療機関ということで、
連日、感染者の数が増えている
そんな私は、きのうから鼻水が止まらず．．．
「きっと風邪」
．．．と、思ってはみるものの、
いつも利用している施設などでも
感染者が確認されていることを考えれば、
「私の近くにも、ウイルスはいる。
近くに迫っている」
そんな実感が湧いてくる
思えば1月1日
私は親族5人と会っている
狭い部屋
至近距離での会話
5人中、マスクをしていないのは3人
中には
感染が拡大している都市部から来ている人もいた
完全に、“3密”だ
いや、それ以上の悪環境である
そして、その後に行った初詣
おみくじを引くとき、
箱の中に手を突っ込まなければならないことに躊躇した
『え？ 今のこの時期に、この中に手を入れるの？』
この箱に、何十人の人の手が入ったのだろう．．．
この箱の中で、何十人の手が、
大量のおみくじをぐちゃぐちゃとかき回したのだろう．．．
コロナに感染したとすれば、1月1日が怪しい――
さらに、きのうの夕方から、なんとなく熱っぽく．．．
時折、体温を測ってみるが、高くても36.9度
どうやら熱はなさそうだ
味覚も嗅覚もある
いやいや、“ちょっと風邪気味”というだけだ――
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Source: りかこの乳がん体験記
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